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真山 英二
サノヤマ エイジ住宅ローンと個人年金
マネー 年金・社会保険 2010/07/18 02:14はじめまして。初めて投稿させて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
住宅ローンの返済と個人年金の加入時期についてご助言を頂ければ幸いです。
3年半前にマンションを購入しました。
フラット35で金利2.86%で2600万の借入をしました。
(マンション価格3600万、自己資金1000万)
毎年400万前後繰り上げ返済をし、現在借入残高1200円です。
貯金は1000万です。
当方夫41才、妻38才、共働きで子供はおらず今後も作る予定はございません。
世帯年収は1200万です。
ご相談内容は、このまま借入残高を毎年繰り上げ返済400万前後x3、4年してから個人年金に加入するべきか、繰上返済返済の額を減らして、夫婦共に個人年金に今から加入すべきか悩んでいます。(個人年金は60才~65才までの5年間、夫婦が少し余裕を持って生活できる程度の金額を考えています。)
どうぞよろしくお願いいたします。
うめ吉くんさん ( 東京都 / 女性 / 39歳 )
外貨建ての個人年金との比較になります。
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ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
日本の保険会社の個人年金(円建て)に加入するのであれば、
他の専門家のおっしゃる通りで、
住宅ローンを繰り上げ返済した方が確実に得だと思います。
しかし、外資系生命保険会社の外貨建ての個人年金に関しては、
住宅ローンの繰り上げ返済をするよりも有利になる可能性があります。
例えば、プルデンシャル生命のドル建ての個人年金については、
予定利率を3.5%で設定しています。
実際は、そこから各種費用等が差し引かれます。
仮に、実金利が2%程度としても、現状の円高を考慮すると
年金の受取時に円安に振れた場合、現在の住宅ローン(2.86%)
の繰り上げ返済よりも有利になるケースが出てきます。
また、保険的な意味合いでは、住宅ローンをすべて返済すると
住宅ローンに付帯している団体信用生命保険(団信)がなくなってしまいます。
住宅ローンをそのままで個人年金に加入する場合は、
団信に個人年金の保険部分がプラスされるので、
保障としては手厚くなります。
為替相場について現状が円高で20年後は現状よりも円安になると
予想するのであれば、予定利率の良い外貨建ての個人年金は
選択肢の一つになると思います。
ただし、外貨建ての個人年金については、
支払時と受取時の為替相場の影響を大きく受けます。
基本的には、余剰資金を運用するものと考えてください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼
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うめ吉くん さん
真山様
1ドル87円の今日この頃、余剰の日本円をドルに換算して定期預金にしておこうか程度の事は考えつくのですが、それを個人年金外貨建てにして掛けてみる、となるとかなり素人の私たちには冒険になるような気がしますが、もし受け取る時が1ドル120円などとなったらかなり素敵な金額になるのでしょうね!
まずやはりここ数年で住宅ローンの完済を目指しながら、将来の運用方法の選択肢の勉強をして参りたいと思います。どうもありがとうごさいました。