山本 豊
ヤマモト ユタカシリコン(プロテーゼ)隆鼻術をどう使う??他院手術のフォローアップ。
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オリジナルブログ:https://www.dr-yamamoto.com/column/?id=1537242201-439532&ca=
はじめに、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。
最近、当院では、『以前にシリコン(プロテーゼ)隆鼻術を受けたのだけれども、抜きたい』という方が増えました。
患者さんは、『他院では、シリコンが飛び出して来ないか』『時間がたつと浮き出て見えそう』と心配される方が多い印象が有ります。
今回は、『シリコン(プロテーゼ)を抜きたいのだけど、顔の雰囲気を変えたくない』という方をご紹介したいと思います。当院では、このような場合、シリコン(プロテーゼ)摘出術+鼻尖形成術(団子鼻手術)にて対応することが多いと思います。
まず、術前と術後6か月の正面状態を比較していただきたいと思います。何が変わったの?と思われるかもしれませんが、それが目的ですので、手術としては上手く出来ているのではないかと思います。よく見ると、鼻尖の形状が変化していることがお分かりいただけると思います。
術前 術後6か月
さらに、下から見上げた状態では、鼻尖の変化は少なく、シリコン(プロテーゼ)を抜いたにもかかわらず、低くなっていないのが、分かりやすいのではないでしょうか。
また、鼻先(鼻尖)の形状としては、若干すっきりしたように仕上がっていて、斜めの方向から見て頂くと、その変化に気が付くはずです。
術前 術後6か月
では、横から見ると、鼻全体が低くなってしまったのでしょうか?比べて頂くと、『案外変わっていない』とお感じになるのではないでしょうか?
術前 術後6か月
実際に他院で挿入されていたシリコン(プロテーゼ)をお見せします。鼻根部から鼻尖部までそれなりの高さ(厚み)があったことがお分かりいただけると思います。
このように、私が行っている術式では、挿入されていたシリコン(プロテーゼ)を抜くと、現実的には、少し低くなるのですが、『見た目としては、あまり感じが変わっていない』という仕上がりが期待できます。
『目の錯覚を利用して、周囲に気が付かれないようにする』というのも、美容外科医としては、重要なスキルだと思います。
最後に、この方の腫れをご紹介したいと思います。シリコンを抜くのは、入れるよりも腫れが少ないことが一般的です。この方も赤みは結構ありますが、腫れが非常に強いという感じでは、無いのではないでしょうか。
いつも同じことを書きますが、担当医によって手術方法は異なります。言葉を変えれば『別の手術』という位の違いがあります。ご自分が受ける先生の手術がどのようなものかを、術前にきちんとご確認されることを強くお勧めします。
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ご質問がある方は、こちらまでメールを頂きたいと思います。私が責任をもって拝読させていただいておりますが、時間の関係上、スタッフが返信を書かせて頂いております。
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