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山本 豊
ヤマモト ユタカ
『ちょっと治す』も非常に難しい！？眼瞼下垂手術の修正。
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まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
今回ご紹介するのは、『眼瞼下垂修正術』を受けられた方です。保険診療範囲での手術を受けられている方も多く、『術後の左右差』『目の挙がり方』等を気にされ、当院にいらっしゃる方も増えました。
今回もそうしたご相談の方で、『左右差』と『目が若干下がっている』ことを気にされていました。
眼瞼下垂手術を受けられた方は、挙筋腱膜とミュラー筋のいずれか、あるいは両方を処理されているために、修正ではこれらを調整することが不可欠になります。
早速術前と術後1か月の状態をお見せしたいと思います。
術前
術後1か月
どこが変わったのか、分かりにくいかもしれませんので、写真に線を入れてみました。黄色い線と黄色い線の距離（目が良く開くと、この距離が短くなります）が術後に変わったこと、目の立ち上がりの角度（緑の線）が変わったことがお分かりいただけると思います。
また、皮膚のかぶり方を若干変えるために、結構な皮膚を切除します。術前のデザインをお見せします。
最後に術後の腫れについてご紹介したいと思います。術後5日目抜糸時の状態ですので、ご参考になれば幸いです。
今回ご紹介した手術での、挙筋腱膜やミュラー筋の調整は、難易度が非常に高いので修正手術に習熟した担当医を選ぶ必要があると思います。
当院の治療費に関しては、こちらを御覧下さい。
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