Dr.TSUBAKI
ドクターツバキ6歳になる子供の歯科矯正について
心と体・医療健康 矯正・審美歯科 2011/10/19 11:44こんにちは。現在メルボルンに住んでいる者です。
先日かかりつけの歯科医に、息子のあごはとても小さく、永久歯が入るスペースがない。と矯正を進められました。上顎を大きくする装置をつけるというものです。
本当に必要なのか悩んだので、セカンドオピニオンを求めて別の歯科医に相談したところ、そこではもう少し大きくなってから(8~9歳ころ)お勧めします、と言われました。理由は、顎を広くしたところで永久歯がまっすぐ生えてくる可能性は100%ではないこと、今の段階で治療することによって、将来的な矯正を子供が嫌がることを避けるため・・などが理由でした。
現在主人の仕事でメルボルンに来ていますが、息子が8歳になる頃には日本に戻っている予定です。ですので、今ここで治療を始めても最終的にブラケットをつける頃には日本・・と国をまたいでしまうことにも不安を感じています。
・顎を広げる処置をしても、将来的にブラケットが必要になるケースは多いのでしょうか?
・日本に帰ってからの治療でも遅くありませんか?
補足
2011/10/19 11:44・今から顎を広げる処置をしておけば、将来ブラケットをつけることになったとしてもその期間が短くすむ・・などのメリットはあるのでしょうか?
mickey0120さん ( 愛知県 / 女性 / 34歳 )
顎を拡大する矯正治療について。
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お口の中を拝見してみないと正確な診断は難しいですが、お子様は6歳ということですので、8~9歳のころでも拡大していくのは遅くないでしょう。生え代わりの時期や骨年齢によっても個人差はありますが、10歳くらいまでに拡大していくのが良いといわれております。また、拡大することで永久歯が綺麗に生えるスペースを確保することはできますが、それによって矯正器具を装着しなくても可能かどうかは顎の位置の前後関係やこれから生え換わる永久歯の位置によっても変わってきます。
あまり早くから矯正治療をすることで装置を装着している期間が長くなることもありますので、その方にあった時期に矯正治療や拡大装置を装着していくことが必要となります。
8歳くらいに日本へ帰国される予定があるようですので、もしも可能であれば、その時期に拡大の矯正治療がスタートできるように、一時帰国などされたときにご相談されることができれば長期的な治療方針などを立ててお話をお聞きいただくことができるでしょう。
適切な時期に顎を広げておくことは、将来、ブラケットによる矯正治療の期間が短くなることは考えられますが、一般的には8~9歳の時期からの拡大でも充分に効果が得られますので、日本に帰国されてからでも遅くはないと考えられます。
ご参考にされてください。
ティースアート 矯正歯科
www.teethart-ortho.com
www.teethart.com
評価・お礼
mickey0120 さん
2011/10/21 21:29
椿先生、お忙しい中ご回答ありがとうございます。
ちょうど今年の年末に一時帰国をする予定でいます。
その時までに小児矯正の専門家の方を自宅近くで見つけ、
帰国した時に一度相談に行ってみようと思います。
そこまで気が回らなかったので、ご提案していただいたことに感謝です。