Dr.TSUBAKI(歯科医師)- Q&A回答「完全には死んでいない歯の漂白について」 - 専門家プロファイル

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完全には死んでいない歯の漂白について

心と体・医療健康 矯正・審美歯科 2011/10/09 20:57

6年前に上左前歯をぶつけました。
打った直後は多少変色して最近はほぼ変化していないようです。


主治医の先生にはレントゲン撮影では歯茎上部には神経が死んでいるような空白がないので、
神経は繋がっていると診断されました。

しかし、私としては10代ということもあり
自分の周りの歯の色が違ってしているのがわかるのでなんとかしたいです。

特に笑う時など歯を見せる時はやけに目立つような気がして周りの目を気にしてしまいます。

ウォーキングブリーチをするにも無髄歯ではないようなので困ってます。
また、やたらに周りと比べて、自分だけが変色していると劣等感を感じて精神的にも苦痛です。


そこで、質問です

1.今、神経を取らずにできること

2.この状態で歯神経を取り除くことへのリスクとメリット

3.歯のマニキュアを使う場合の効果・知っておくべきこと

4.その他の勧める治療法

を教えて下さい。

leoneさん ( 長野県 / 男性 / 18歳 )

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歯科医師

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完全には死んでいない歯の漂白について

2011/10/15 10:10
( 4 .0)

leoneさん、こんにちは。回答が遅くなり、申し訳ありません。

まず、歯をぶつけられて変色してしまったということですので、歯の根の部分の神経が一部生きている可能性はあると思いますが、見えている歯の部分の神経は死んでいる可能性が高いと思われます。

この場合、通常のホワイトニングですとやはり効果がほとんど出ない可能性があります。残っている神経を取ってから、ウォーキングブリーチやインターナルブリーチで白くする方法が一般的です。

ただ通常のホワイトニングでも、方法によっては全く効果がないわけではありませんので、少しでも今より変色が薄くなれば、ということでしたら、神経を取らずにホワイトニングにトライしてみてもいいと思います。

神経はできる限り残したほうがいいのですが、一部が死んでしまっている場合、将来的には全部が死んでしまう可能性が高いため、いずれは神経の治療をしなければならないと思います。今神経を取るメリットは、早く歯を白くできるということでしょう。

また歯の上に樹脂を塗って白くするマニキュアという方法もあります。数か月~数年間持つものもありますので、神経の治療をされないのであれば、とりあえずマニキュアをされるのも手です。

ただ歯を削らずに塗りますので、若干の厚みが出ることと、隣の歯の色にぴったりと合わせることが難しい場合があります。通常は1回で終了します。同じように神経が死んでしまっている1本だけのマニキュアの写真をアップしておきますので、参考にしてください。

他に白くする方法としては、ダイレクトボンディングやラミネートベニア、セラミッククラウンなどがありますが、まずは上記の方法で試してみてからのほうがいいと思います。

10代ですと、男性でもやはり気になりますよね。きれいになるといいですね。

評価・お礼

leone さん

2011/11/02 23:02

いろいろな治療方法を紹介してくださり、ありがとうございます。

回答を参考にして他の歯医者さんにも一度、治療の相談してみたいと思います。

特にウォーキング・ブリーチとインター・ブリーチについては詳しく話を聞いてみたいです。

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