早乙女明子
サオトメアキコ中古物件購入
住宅・不動産 不動産売買 2008/03/07 19:48地元大手の住宅会社から紹介された物件は、売主が支払いできずローンを精算するために手放すそうです。
抵当は住宅金融公庫と大手年銀行です。
抵当権抹消後に売主引越し、空き室確認後決済、リフォーム、引渡しと説明がありました。
売主側の不動産は小さなお店で私は知らない所です。
登記簿に載っていなくても、差し押さえされる所は他にあるのでしょうか
やはりこういった物件は購入するのは止めたほうが良いでしょうか
よろしくお願いいたします
muuchanさん ( 埼玉県 / 女性 / 47歳 )
同時決済の必要性
こんにちはmuuchanさん。
さおとめあきこ総合研究所の早乙女です。
売主が支払いできずローンを清算できるだけ、まだ良いのです。
売って入ってくるお金より、借りた金額のほうが多くて、その差額が出せずに破産していく人が後を立ちません。
もちろん完済して前向きに売却される方も沢山いらっしゃいます。
が、今回のこのケースは、よくある話です。
とはいえ、気になるのが''抵当権抹消後に売主引越し、空き室確認後決済、リフォーム、引渡しと説明がありました。''という所。
muuchanさんが決済で売主さんにお金を払ったその時、司法書士に立ち会ってもらい、書類を交わして登記名義人をmuuchanさんに移転登記する手続きをしてもらう。これがセオリーです。
ですので、抵当権抹消と移転登記は同日のはず。
名義を自分にしてからリフォームに入ってもらい、その後入居、が正しい順番です。
決済しても売主さんが引越しせずいるのであれば、覚書を交わす必要があります。
決済後に売主さんが引っ越すのが一ヵ月後であれば、その分は家賃を貰う形を取るという場合もよくあります。
決済したら、ご自身のローンが発生してしまいますので、数日であれば大目に見る、としても一ヶ月以上引渡しが伸びるのであれば、きちんと覚書を交わすべきです。
契約時にきちんと状況を把握する必要があります。