こんにちは、さおとめあきこ総合研究所の早乙女明子です。

写真は、壁紙のカタログを上から見下ろして撮影したものと、実際に室内に施工したもの、です。

壁紙を選ぶ際、机に広げたりして、つい上から見下ろしてしまいがち、ではありませんか？

この壁紙は、弊社でお客様にメーター単位でお取り寄せしているベルギー製のヘリウムというものですが、上から見た感じと縦にして見た感じがかなり違います。

個性的な柄を選ぶ場合、"『質の良い素材』"のものを選ぶことをお勧めしています。『ビニールにプリント』ものは『微妙な光沢』が出て、貼りあがった時に『選んだ時には感じなかったテカリや人工的な雰囲気』が一緒に出来上がってしまったりします。

また、部屋全部を大柄な壁紙で誂えてしまうと、外国とは天井高が違いますから、箱の中にラッピングされたような雰囲気になるコトも多いため、ポイントの一面のみ張られてみては如何でしょうか。

例えばベッドルームならベッドヘッド側に該当する一面、リビングならソファの後ろに来る面、マンションなら柱間のへこんだ空間一部のみ、などに柄物を持ってきては。

周辺はシンプルな色合いで同じ質感、あるいは柄物よりマットな質のもの、を選ぶのがポイントです。

一部ならば、４〜５年経過し気分が変わったら張り替える、という遊びを含んだインテリアの捕らえ方もできるはず。

ぜひ、気に入った素敵ながらにトライしてみてください！