早乙女明子(プロファイリングコンサルタント)- Q&A回答「いきなり裁判ではなく、エレベーター設置の可否の理由の把握を!」 - 専門家プロファイル

早乙女明子
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サオトメアキコ
( 東京都 / プロファイリングコンサルタント )
さおとめあきこ総合研究所 所長
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中古住宅の購入に際して

住宅・不動産 不動産売買 2013/08/07 21:06

4月に中古リフォーム済3階建ての一戸建てを購入しました。
3階のワンルームにはオーディオを置く為に担当者にはエレベーター設置と防音工事を行うことを購入前に相談しておりました。(スピーカーなど重い機器を頻繁に出し入れするため)
500万円の予算で両工事とも可能であるという担当者の返事でした。
リフォームの事前見積もりのために図面作成がどうしても必要ということで、購入後に担当者に作成料ということで105000円を渡しました。
今日の8月になって以下の問題が発覚し、どう対応するか苦慮しております。

1)図面作成代金として担当者に渡した105000円を担当者が着服してしまった為に、図面はできておらず購入後8月の今日に至るまでリフォーム関係の見積もりが一切出されていません。

2)エレベーター設置に関して別のリフォーム会社に依頼し市役所で確認していただいたところ、この中古住宅の場合は後からのエレベーター設置が不可能であるという返事でした。

こうなりますと、そもそもに購入の前提であるエレベーター設置が不可能であるため、この家を購入した意味がなくなってしまいます。
これは裁判に訴えるしかない事例でしょうか?

Hirom4976さん ( 神奈川県 / 男性 / 55歳 )

早乙女 明子 専門家

早乙女 明子
経営コンサルタント

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いきなり裁判ではなく、エレベーター設置の可否の理由の把握を!

2013/08/18 16:33
( 5 .0)

いきなり裁判ではなく、法律の専門家に相談すべき内容と思われます。

まず、なぜホームエレベーターが設置出来ないのかの原因をしっかり把握されたうえで、不動産問題に詳しい弁護士さんに相談してみてはいかがでしょう。

不動産関連の公益社団法人の相談窓口(無料相談)などに問い合わせることをお勧めします。
http://www.kindaika.jp/shien/soudan

A.売主が業者の場合、とB.仲介で売主には過失がなく仲介業者の説明責任で売主買主双方が迷惑を蒙る場合とでは内容が異なりますので、上記は電話相談ですので、契約書を見ながら連絡するのが良いと思います。

蛇足ですが、ホームエレベーターを設置する場合の要件として、以下の2つは必須です。
1.ホームエレベーターの設置に関しては、昭和56年以降に建築された確認申請が出された物件であって、検査済証の存在が必須。

2.さらに、検査済証があっても、昭和56年以前に建てられた建物の場合は現在の耐震基準と合致していないので、特定行政庁の建築指導課か民間の指定確認機関で事前協議が必要。

当初からエレベーターを取り付けるという話をされているのでしたら、それが設置出来ない物件を購入してしまったという問題で、4カ月経過してしまった理由が、担当者による引き伸ばし、ですから、その担当者が、どんな担当者なのか(仲介業者なのか、売主の担当者なのか、設計事務所の担当者なのかなど)を明確にし、相談してみて下さい。

エレベーターが設置出来ない理由は、既存不適格の物件であったり、確認申請が法令通り出されていなかったりする物件である場合も考えられます。契約書などを拝見しておりませんので何とも言えませんが、事前協議をしっかりすれば通る場合もありますので、諦める前に再確認をなさってみてはいかがでしょう。

ご自身が依頼されたリフォーム会社の市役所に確認された方は、建築士としてしっかり事前協議の申し出をなされた上で不可という回答を得たのか?

建築士ではないため、事前協議の申し出までは出来ない、ということで『出来ない』という回答なのか、立場と状況を把握する必要もあります。

エレベーター設置は、おみ足が悪くなったために必要とされている方もおりますので、一概に頭ごなしにダメ!という話ではないと思います。

しかるべき有資格者や担当者に依頼したうえで、話を進める必要のある内容です。
無料で動いてもらうレベルではない話と思いますので、ただほど高いものはない、とならぬよう、いきなり裁判などとなる前に、ご自身がイニシアティブを持たれたうえで、ご自宅の改修について、正しい内容を把握なさることをお勧めいたします。

後からのエレベーターの設置は、場所や場合によっては梁や柱などを移動したりする必要が生じますため、家の根幹にかかわる部分に手を加える工事です。

耐震的な配慮も必要ですから、にわかリフォームでは無理な話です。設計士に既存の状況を把握してもらい、安全な方法でエレベーターを設置するプランを考えてもらう必要があります。

また、500万で工事が可能なのかという問題に関しては、木造なのかRCなのか、そして設置したい位置がどこなのか、などによって異なります。建物図面を用意したうえで専門家に相談すべき内容です。オーディオルームの造作についてはその内容をしっかり伝えたうえでの見積もりが必須です。音楽の練習をするのか、クラシックを聴くのか、映画を見るのか、カラオケをするのか、その内容によって施工が異なります。購入前に、お客様依頼の専門家に現地を見て図面と照らし合わせて頂く機会を持たれるとよかったと思われますが、『担当者』がそれをなさったのということなのでしょうか?

オーディオルームにつきましては、要望と仕上がりの意匠をしっかり伝えたうえで見積もる必要があります。人任せにすると、その方の考える内容が出来上がってしまい、自身の望む当たり前の条件が満たされない場合があるからです。ライフスタイルのレベルによって、これが一般的だろうという予測が違ってしまうからです。

あくまでも、このランクでこのレベル、質的にはこの程度、ということがしっかり伝わっているのかを確認する必要があります。


いづれにしても、まず、エレベーターの設置が不可である理由の把握が最優先ではないでしょうか?この部分も含めて、一度法律の専門家に問うてみてはいかがでしょう。 

評価・お礼

Hirom4976 さん

2013/08/20 18:44

とても丁寧なお答えをいただき感謝です。 問題の担当者はここに記載した着服以外にもいろいろと問題を起こしておりまして、会社側とも相談して参りましたが、訴訟など何らかのアクションを起こす場合は会社側の使用者責任も一切認めないという誠意のない回答でした。
警察も含め周りとの相談した上で、担当者を刑事告訴し、会社側にも損害賠償の少額訴訟を起こすことに致しました。 これからちゃんとした業者と相談しながら防音工事並びに家庭用のリフトも考慮に入れ検討していきたい思います。 それにしても日本にもいろいろな業者が有るモノですねえ・・・ どうも有難うございました。

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