藤森 哲也(不動産コンサルタント)- Q&A回答「新築一戸建て購入について」 - 専門家プロファイル

藤森 哲也
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?

藤森 哲也

フジモリ テツヤ
( 不動産コンサルタント )
株式会社アドキャスト 代表取締役
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新築一戸建て購入

住宅・不動産 不動産売買 2009/08/24 14:41

主人35歳会社員、私は38歳主婦で11月に第一子が誕生します。4千万円の予算で住宅探していましたが、浦安市に4,180万円で仲介手数料無料の新築一戸建てという物件を見つけました。2×4の3階建て物件です。ただ、完成は11月で3階建ての4LDKなのですが、この4LDKの内2部屋が納戸扱い、しかもその納戸の1部屋の天井の2方向が設計上かなり傾斜があり、窓も両手を広げた位の長さと手のひら位の幅のものが一つだけつくのみです。主人はこの部屋をかなり気にしています。完成前なので、窓の増設をお願いしてみたのですが、それは不可能と言われてしまいました。小さな窓一つで換気は大丈夫なものでしょうか?その物件のその他の設備は気に入っていますし、姉が近くに住んでいる、浦安市の児童への補助金制度の充実など、利点はたくさんあるのですが、4千万円以上も支払って納戸が2部屋もある住宅を購入する価値があるのか、浦安以外の土地価格の安い場所で物件を購入した方が良いのか、迷っています。

takakokoさん ( 神奈川県 / 女性 / 38歳 )

藤森 哲也 専門家

藤森 哲也
不動産コンサルタント

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新築一戸建て購入について

2009/08/24 17:03
( 5 .0)

takakoko さま

はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、

詳細な図面などがないので、なんとも言えませんが
3階部分に射線が掛っていて、居室として利用するのが難しい建物だと想像いたします。

この物件ですが、そもそも、2部屋が納戸扱いとなっているのでしたら、4LDKではなく、2LDK+2Sという表記が正解でしょう。

>4千万円以上も支払って納戸が2部屋もある住宅を購入する価値があるのか

ですが、こちらはtakakokoさまのご判断になります。

納戸とは、「建築基準法で、居室扱いできないスペース」をさします。天井高とか、開口部の割合とかで建築基準法では居室と見なされないが、十分に居室として利用できるものもあります。

ただ、窓が小さいということでお悩みでしたら、2×4の建築方式で建てられたものは、窓の増設が難しく、購入してから窓を増やすことなどもできない場合が多いので、十分に検討する必要があると思います。

行政サービスや立地などの優先度合いが高いのでしたら、こちらの物件を検討された方がいいでしょうし、特にこだわりがないということでございましたら、ほかのエリアで納得のいくものをご購入された方が良いと思います。

マイホーム購入は、不動産を購入するのではなく、その不動産を購入することで得られる「新しい生活」を購入することですので、そこで生活をしていく上で、妥協できない条件で、後々、後悔されるかもしれないのでしたら、是非、納得のいくものを購入されることをお勧めいたします。


以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト 藤森哲也

評価・お礼

takakoko さん

藤森様

お忙しい所、大変ご丁寧な御回答、有難うございました。住まいを購入するということは、大変難しいですね。正直、もう少し経済的にゆとりがあれば、納得のいく物件が見つかっているのですが、やはり多少どこかで妥協しなければならないところがあり、それが主人と私では異なり、今回もこうして迷っております。藤森様のアドバイスも踏まえて、もう一度主人と話し合ってみようと思います。

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