藤森 哲也
フジモリ テツヤ繰上げ返済の額とタイミングについて
マネー 住宅資金・住宅ローン 2010/06/25 13:27昨年マンションを購入し、住宅ローンを組みました。
この夏のボーナスで初めて繰り上げ返済をしようと思っているのですが、その額とタイミングで悩んでいます。
家族構成:30代夫婦(子供無し)
借り入れ額:4200万
金利タイプ:35年、10年固定1.95%(10年後優遇1.7%)
(元利均等型・期間短縮型)
世帯年収:約1100万
現在の貯金:250万(その他、それぞれ個人名義に各150万程度)
この夏のボーナスよりそれぞれ50万ずつ家の預金に移動する予定です。
その計100万円に加え、貯金50万円を足して150万円繰上げ返済を予定しています。
繰上げ返済手数料は無料です。
ローンは連帯債務で借りている為、ローン減税は2人分受けられます。
子供は居ませんが、2年後くらいに出来ればと考えています。
(妻は産休を取り、仕事を続ける予定です)
貯金は年に200万以上は毎年出来ています。
(今回のマンション購入費用にだいぶ貯金を使いました・・・)
質問です
*ローン減税10年間が経ってから一気に繰り上げ返済した方が良いでしょうか?
*まとめて150万と言わず、50万ずつでもどんどん繰り上げ返済した方が良いのでし ょうか?
*貯金が150万に減ってしまうのは良くないでしょうか?
以上、悩んでいる所です。
是非、今後の効率の良い繰上げ返済の仕方を教えて頂きたいです
長くなってしまいましたが宜しくお願い致します。
pan.asaさん ( 東京都 / 女性 / 34歳 )
繰上げ返済の額とタイミングについて
- ( 4 .0)
pan.asa さま
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、
繰上返済を行えば、当然ながら住宅ローン残高が少なくなり、その分、所得税の控除額も減ってしまいます。
しかし、住宅ローン減税よりも 繰上返済による利息軽減効果の方が大きい場合が多いので、「早めに繰上返済を行った方が得策」というケースが多いです。
また、借入当初は返済額の約半分が利息という構成になっているため、
まとめて150万円と言わず、50万円ずつでもこまめに繰上返済を行った方が利息軽減効果は高いです。
現在のような低金利の場合、150万円を預金にまわしたとしても利息はほとんどつきません。
それよりも、余剰資金で繰上返済を行い、利息軽減効果を図る方が有利だと思います。
ただ、住宅ローンを早期に完済したいからといって、無理な節約をしたり、趣味やレジャーをがまんしたりしては、折角、楽しいマイホーム生活を期待してを購入したというのに、楽しみまで我慢してしまっては本末転倒になってしまいますので、バランス良く繰上返済することをお勧めいたします。
以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也
評価・お礼
pan.asa さん
ご回答頂き有り難うございます。
低金利の今、繰り上げ返済を積極的にしていった方が賢明と言う事ですよね。
とても勉強になりました。
そうですよね、頑張り過ぎて無理な節約をしてつまらない毎日を送るのは切ないですよね。
充実した生活をキープしつつ楽しく節約しながら繰り上げ返済をしていこうと思います。
どうも有り難うございました。