再婚したら子供も欲しい!でも…高齢出産って大丈夫なの? - 再婚相談 - 専門家プロファイル

愛沢 美香
株式会社カラットクラブ チーフ カウンセラー
東京都
婚活アドバイザー

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閲覧数順 2024年04月27日更新

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再婚したら子供も欲しい!でも…高齢出産って大丈夫なの?

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こんにちは、再婚カウンセラーの愛沢です。

結婚されるご夫婦にとって、やはり気になるのは出産のこと。でも、再婚だしもう若くないから子どもへの影響が心配……と、再婚をされる方にとってご出産は大きな悩み。でも「クリスマスケーキ」なんて言われたのは大昔のことかもしれないとしたら? 高齢出産のいまについてお話したいと思います!


■知っておきたい高齢出産のリスクと対策

一般的には「35歳以上」が高齢出産と定義されています。私達はよく有名人の方の高齢出産の話をニュースで目にしますが、例を挙げるとこの通り。


坂上みきさん 53歳

野田聖子さん(政治家) 51歳

兵藤ゆきさん 46歳

ジャガー横田さん 45歳

林真理子さん 44歳

落合信子さん(落合前中日監督夫人) 42歳

田中美佐子さん 42歳

長山洋子さん 42歳

マドンナさん 42歳

山下久美子さん 41歳

財前直見さん 40歳

武内陶子さん(元NHKアナウンサー) 39歳

江角マキコさん 38歳

黒木瞳さん 38歳

橋本聖子さん(元五輪選手) 36歳


30代での初産は珍しくなくなってきた中、40代の方々も大健闘。数々の困難を乗り越え出産を果たした方々にはただ頭が下がる思いです。


■高齢出産のリスクとは?

では、実際に高齢出産のリスクとはどんなことなのでしょうか。

40歳以上で妊娠・出産される女性の方のリスクは、主に3つといわれています。

1)妊婦さんの死亡確率

2)胎児の染色体異常が起こりやすい

3)妊娠中や分娩時にいろいろな合併症が多い


【1】妊婦さんの死亡確率

2004年の米国の報告によると、妊婦さんの死亡は10万人につき8.6人だったそうですが、35-39歳で2.5倍、40歳以上で5.3倍と極端な上昇を見せています。日本では40歳を過ぎての出産の場合、20~24歳の場合の実に20倍以上にまで高まるとの報告もあるようです。また高齢分娩の場合、お母さんの体が危険なだけではなく、流産・早産する危険ももちろん増加します。なお、二人目以降の出産が高齢出産(経産婦)の場合、お母さんの体へのリスクは高齢出産で初産の場合よりも比較的低くなりますが、生まれてくる子供の健康に関するリスク(染色体異常が発生しやすくなることなど)は同じです。


【2】高齢だとどうして染色体異常がおきやすいのか?

妊娠は卵子と精子とが出会って受精することから始まります。その時、卵子・精子のいずれか片方かあるいは両方に染色体の異常があれば、当然胎児にも染色体異常が起きてしまいます。中でも卵子の染色体異常の問題がケースとしては多く、精子が男性の精巣で次々と新しく作られていくのに対して、卵子は女性が胎児の時に出来てから卵巣の中でずっと待機しているためです。

例えば、40歳になって排卵する場合。受精するまでの40年の間にいろいろと環境の影響を受けた結果、卵子の染色体が何らかの原因で異常を起こしている可能性が高いと考えられているためです。

有名なのがダウン症ですが、発生頻度は母親の出産年齢に影響すると言われています。

15~29歳では1,500人に1人なのに対し、30~34歳では800人に1人、35~39歳では270人に1人、40~44歳では100人に1人、45歳以上ではなんと50人に1人。20代で出産をした場合に比べると、40代ではダウン症の発生リスクは15倍以上ということが分かります。(ただし再発危険率、2人目の子もダウン症である確率1%と言われています)


【3】妊娠中や分娩時にいろいろな合併症

高齢出産の場合、妊娠中に妊娠中毒症になる率が高く、難産になりやすい傾向にあります。高齢のために免疫力や体力が不足し、妊娠中毒症を引き起こす可能性は決して軽視できません。有名なケースとしては、「卵巣腫瘍合併症」「前置胎盤・常位胎盤早期剥離」「子宮内胎児発育遅延・早産」「内科疾患(糖尿病、肥満など)の合併」「黄体嚢胞(ルテイン嚢胞)」「卵巣腫瘍」「羊水過多症の治療」などが挙げられます。


★対策は?

どの注意点においても、強い味方になるのが「こまめな健診」と「体力づくり」と「周囲の協力」。特に高齢ともなるとお母さまの体力が落ちていることもあり、それで免疫力も落ちたがために……ということが少なくないようです。お医者様に聞きつつ、色々な面から準備していくことが大事です!


■世間は晩婚化、初産も遅くなる傾向に

ちなみに、2009年の平均初婚年齢は男性が30.4歳で女性が28.6歳。晩婚化がすすみこの年齢はますます高くなっていく傾向にあり、初産もまた遅くなっていくようです(2008年の初産平均年齢は29.5歳)。

2009年の調査によると、東京都内では30代後半の女性の出産が増加し、20代後半の出産数を初めて上回ったことが都の集計で分かったそうです。40代の出産が占める割合も全国平均を大きく上回った、とのことです。集計によると2009年の東京都内での出生数は前年比0.6%増の10万6613人。4年連続の増加だそうで、母親の年齢別では20代後半が2万5318人、30代前半が4万1124人、30代後半が2万7015人でした。つまり7割弱の女性が30代で出産をしている、ということになります。


ともあれ、やはり子供は可愛いもの。

ご紹介したような数々の心配事は確かにあるかもしれませんが、高齢出産でも無事にご出産しすくすく育つお子さんもちゃんと沢山いるのですし……諦めるのはまだ早いかもしれません。たとえご再婚でも、お二人の愛の結晶である子供もやっぱり欲しい、と思われるのは自然なことなのですから!



愛沢 美香

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