- 鈴木 将樹
- 英語総合即戦学校
- 英語講師
対象:英語
リスニングが弱いといっても原因は1つではない、ということを前回書きました。
それでは、自分の問題が何なのか、確認する方法を紹介しましょう。
まず、なんでもいいので、聞いたことがないリスニング素材を用意します。TOEICなら模擬試験の問題の1つでいいと思います。あまり長すぎないものがいいですね。トランスクリプトがあるものにしましょう。
そしてこれをひたすら何回も聞いて書きとりをします。何回聞いてもいいです。ただ、何回聞いてもどうしても聞こえない部分があると思います。もうこれ以上聞いても聞き取れないと思ったら、そこでやめて、トランスクリプトを見てみます。
そこで、どの部分が聞こえなかったのか、確認してみます。ただ単に知らない単語だったのか、知っている単語なのに聞き取れていないのか、いろいろなことが見えてくると思います。
また、何回も聞くうちに意味がわかってくる、という場合には、変換スピードが遅い可能性が高いでしょう。音が聞こえていない場合には何回聞いても意味が入ってこないはずです。どれくらい聞こえない箇所があったか、どの部分が聞こえなかったか、自分で分析してみるといいでしょう。did you, are youなど弱く発音される場所が聞こえていない場合には英語の抑揚についていけていないということになります。
次回は、勉強法について説明します。
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