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病気腎移植再開を決定、徳州会病院グループ

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重度の腎臓病患者には朗報です。
2006年から自粛されてきた宇和島徳州会病院における病気腎移植について、
厚生労働省が、今年に入って、臨床研究であれば制限をしない旨の見解を
公表したことを受けて、徳州会グループは、病気腎移植の再開を決めた。
30日16時31分YOMIURI ONLINE記事はこう報じた。

宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)が、がん患者らから摘出した腎臓を
別の腎臓病患者に移植していた問題で、徳洲会グループは2006年から
自粛してきた病気腎移植の再開を決めた。
東京西徳洲会病院(東京都昭島市)と宇和島徳洲会病院で行う方針という。
徳洲会グループによると、専門医らでつくる共同倫理委員会が今月17日、
東京西徳洲会病院が提出した親族間の病気腎移植の臨床研究計画書を承認。
今後、第三者間の移植も同委員会で審査する。
病気腎移植は、厚生労働省が07年7月に原則禁止。
ただし今年1月には、臨床研究であれば、がんを含めて対象疾患を
制限しないとの見解を公表していた。
宇和島徳洲会病院などで病気腎移植を執刀した万波誠医師(68)は
「再開方針は聞いていないが、自分もチャンスがあればやりたい」と話した。


全面的に解禁されたわけではないが、病気腎であっても、毎日のように
人工透析を受けなければならない重度の腎臓病患者にとっては、苦しみから
解放される可能性が広がるだけに、朗報といえよう。
しかし、問題が解決されたわけではない。
特に、がん患者から摘出された病気腎を移植することは、移植を受けた
腎臓病患者にがんが転移する可能性がゼロではなく、患者に新たな
苦しみを与えることにもなりかねないのである。

臨床実験のためであれば認めましょうというのが、厚労省の立場である。
たしかに、実験のためであれば、転移の可能性があることも承知の上で
移植に臨むことになるから、患者の自己責任の上での問題になるのだろう。
ただ、釈然としないものを感じるところだ。

周辺各位にも署名運動にご協力頂いた、病気腎移植問題ですが、
問題が多く残されたままではあるが、重度の腎臓病患者を救う道が
開けたという点だけは、評価したいですね。
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