一発勝負こそスポーツの世界? - コラム - 専門家プロファイル

葉玉 義則
ニューボイスジャパン株式会社 代表者
キャリアカウンセラー

注目の専門家コラムランキングRSS

舘 智彦
舘 智彦
(しあわせ婚ナビゲーター)
土面 歩史
土面 歩史
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

一発勝負こそスポーツの世界?

- good

今日から、北京五輪選考会を兼ねた競泳の日本選手権が始まります。

男子平泳ぎの北島選手や、女子自由形の柴田選手などの一流選手が、
北京への切符獲得を賭け戦う舞台は、緊張感に満ち、見ている側も
ハラハラドキドキものですね。結果が楽しみです。

打って変わって、先だっての柔道選手権。その大会の勝負は勝負と
して、それまでの実績を考慮し、玄人選考委員の人たちにより北京
代表が決められるというのは、固いやり方なんでしょうが、若干の
違和感が残るのは否めません。

それぞれの競技において、選考方法が違っても、それはそれで良い
とは思いますが、選考基準や選考プロセスの透明性は、是非とも、
心がけてほしいものです。

そんな中、だからこそ、今回の競泳における選考方法は、スポーツ
競技としては、とてもわかりやすく、どんな結果になったとしても、
誰もが納得出来るのではないかと思います。

本命が、そのまま勝つかもしれないし、柔道の野村選手のように、
まさかの敗退があるかもしれません。

候補にも挙がっていなかった新人が、優勝するかもしれません。

ただ一つ、確実に言えるのは、準備された舞台にエコひいきはない、
という事です。どの選手にとっても、戦う条件が平等だからこそ、
結果に重みがあるのでしょう。

こういった精神、考え方は、複雑極まりない社会や会社においても、
見習うべきものですし、決して、スポーツに限ったものではないと
思います。

人事考課制度などの構築、運用においては、まさしく本質を突いた
観点と言えるでしょう。

また、今、問題となっている政府の政策「後期高齢者医療制度」に
おいても、あえて積極的に告知を行わなかった背景は見え見えで、
スポーツマンシップのかけらもないやり方と言わざるを得ません

せめて、身の回りの人間関係においては、清々しいスポーツマン
精神に則った進め方を、心がけたいものですね。

但し、人生は「一発勝負」ではなく、何度でもトライして構わない
ということも、併せて、心に留め置きたいと思います。


● 応援しています! ‥‥→ 「日本ナニー協会」
  http://nanny-japan.com/
  〜 ナニーの推進に尽力する非営利団体 〜
【ナニーとはプロのベビーシッター、子育ての専門家】