一発勝負こそスポーツの世界?
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2008-04-15 11:16
男子平泳ぎの北島選手や、女子自由形の柴田選手などの一流選手が、
北京への切符獲得を賭け戦う舞台は、緊張感に満ち、見ている側も
ハラハラドキドキものですね。結果が楽しみです。
打って変わって、先だっての柔道選手権。その大会の勝負は勝負と
して、それまでの実績を考慮し、玄人選考委員の人たちにより北京
代表が決められるというのは、固いやり方なんでしょうが、若干の
違和感が残るのは否めません。
それぞれの競技において、選考方法が違っても、それはそれで良い
とは思いますが、選考基準や選考プロセスの透明性は、是非とも、
心がけてほしいものです。
そんな中、だからこそ、今回の競泳における選考方法は、スポーツ
競技としては、とてもわかりやすく、どんな結果になったとしても、
誰もが納得出来るのではないかと思います。
本命が、そのまま勝つかもしれないし、柔道の野村選手のように、
まさかの敗退があるかもしれません。
候補にも挙がっていなかった新人が、優勝するかもしれません。
ただ一つ、確実に言えるのは、準備された舞台にエコひいきはない、
という事です。どの選手にとっても、戦う条件が平等だからこそ、
結果に重みがあるのでしょう。
こういった精神、考え方は、複雑極まりない社会や会社においても、
見習うべきものですし、決して、スポーツに限ったものではないと
思います。
人事考課制度などの構築、運用においては、まさしく本質を突いた
観点と言えるでしょう。
また、今、問題となっている政府の政策「後期高齢者医療制度」に
おいても、あえて積極的に告知を行わなかった背景は見え見えで、
スポーツマンシップのかけらもないやり方と言わざるを得ません
せめて、身の回りの人間関係においては、清々しいスポーツマン
精神に則った進め方を、心がけたいものですね。
但し、人生は「一発勝負」ではなく、何度でもトライして構わない
ということも、併せて、心に留め置きたいと思います。
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