高層化の弊害 - コラム - 専門家プロファイル

敷浪 一哉
有限会社シキナミカズヤ建築研究所 
建築家
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高層化の弊害

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世の中の住宅が、マンションという形で高層化されてずいぶん経ちましたね。
最近では30階とか40階建てみたいな超高層マンションが、法律の改正で建てられるエリアが広がり、主要なベッドタウンにはどんどんと乱立してます。今まで地べたでしか生活をしていなかった人間が、ありえない環境下で生活することで、体に色々な影響が出ているようです。

例えば船酔い現象。超高層マンションの上のほうに住んでいると、いつもユラーリユラーリ揺れています。体に感じるかどうかの微量の揺れなんですが
これが困ったもので人間の体のバランスを計る三半規管を狂わすわけなんです。ようは車酔いとか船酔いと同じような症状から始まって、今度は揺れになれて感じなくなってくると、逆に揺れのない地上に降りたときに体がおかしくなります。
車酔いとか船酔いは、人間の体が感じる動きの許容を超えたために起こる不具合ですが、それは乗車している一時的なものだからなんとかなりますが、常に生活をする家がそんなんだとどうなんでしょうね。
ちなみに、通常の状態ではないですが、欠陥住宅などで床が傾いた状態で生活している場合も、同じような体の不具合が起こりますから気をつけましょうね。