コロナ禍のお陰で、皆が今までにない新たな感覚と感動に包まれたjammin'Zebの生ライヴ ② - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
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対象:文化・芸術

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コロナ禍のお陰で、皆が今までにない新たな感覚と感動に包まれたjammin'Zebの生ライヴ ②

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それでは今回は、先日横浜の関内ホールにて行われた、アーティストに取ってもファンに取っても、あまりにも長く酷な9ヶ月だったと言える、久々の「jammin'Zebの生ライヴ」の感想に参ります♪

(*^^*) ~ ☆彡

 

例によってここからは、私の感性が率直に感じたものを、誠に好き勝手に述べるコーナーとなりますので、皆様どうぞご了承下さいませ~♫ (※感じ方には個人差がございます)

☆_(_☆_)_☆

 

これはいつも彼らの感想を書く時に思う事なのですが、彼らは毎回どの曲に対しても、常にハートと敬意を込めて洗練されたニュアンスで丁寧に歌い上げるので、

 

常に心を"今"と"ここ"に集中して聴かせて頂くのがモットーの私㋱には、一つとして感動を覚えない曲目などない為、或る意味「毎回感想を書く時には苦労する」という事をお伝えしておきます。

(^^;

 

…という事で、今回も印象深かった場面、そして彼らのトークなども含めて、私が勝手に個人的に感じた事などをレポートとしてお届け致します。

(^^✿

 

ではここから感想になります。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

今回の公演のタイトルは、そのものズバリ「LONG TIME NO SEE」!

 

アーティストとスタッフの方々、そしてファンである私達のお互いに取って、これほどまでに「公演のタイトル」をしみじみ実感させられた事は、今まで無かった様に私は思います。

(;´・ ・)・・・

 

今回の久し振りとなるライヴでは、彼らは「初心に帰る」をテーマにされたという事で、初期のレパートリーも沢山意識して取り入れたセットリストにされたという事ですが、

 

今回は新曲も数曲盛り込まれていて、全体的にとっても魅力的なセットリストでした♡

(*^^*) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

 

 

LONG TIME NO SEE

 

1.How High the Moon

2.Begin the Beguine

3.Because of you

4.Besame mucho

5.The Summer Knows(想い出の夏)

6.You've got a friend in me

7.Scarborough Fair

8.You Raise Me Up

9.New York Life

 

(換気のため15分休憩)

 

10.How Deep is your Love(愛はキラメキの中に)

11.Palace(新曲)

12.最後の雨

13.好きにならずにいられない

14.Wrap your Troubles in your Dream

15.Night and Day

16.Smile

17.So in Love

18.All of Me

19.Can't Help Falling in Love

 

【EC】

20.You Can't  Hurry Love

21.Bye Bye Blues

 

 

 

開演ベルが鳴り終わり、照明が落ちて静まった観客席の前に、いつもの様に下手から登場した彼らは、久々の舞台に「もしかしたら緊張されておられるかな」と思いきや、実に自然体で颯爽とされていました。

 

そして私達ファンのそれぞれの思いが込められた盛大な拍手で迎えられた後、何も語る事無くオープニングの曲に入られた、その演出は実に洗練されていて見事でした~☆彡

 

私は元舞台人なので、演出というものにもついつい目が行ってしまうのですが、

 

舞台というものは「出と入り」がとても大事なのです。(※こうした演出は誰が考えられるのかなぁ?プロデューサーである宮住俊介さん?それとも毎回皆で話し合って決めて行くのでしょうか?)

 

これは私が彼らに持つ印象なのですが、人々がつい感傷的になってしまいそうな時など、彼らはいつもこうした明るく前向きな姿勢でもって、皆を励まし波動を上げて下さっている、そういう役割りを担った方達の様に感じます。

 

今回はシンプルな白のワイシャツ&シックで洗練された黒のフォーマルスーツ姿で、実に軽やかに舞台に登場された彼らは、舞台人として洗練された立ち居振る舞いと、

 

それぞれの個性溢れる中に、未だ年齢不詳の青年の様な雰囲気を漂わせた華やかなオーラと存在感でもって、一気にステージを若々しく明るい爽やかなエネルギーで満たします。

 

それはまるで明るく美しい草原に、柔らかく吹く爽やかな風の様…と言えば、伝わりますでしょうか♪

\(◎o◎)/~☆彡☆彡☆彡☆彡

 

それではここからは、「この9ヶ月間、彼らはお互いどの様に過ごしていたのか?」という事を、それぞれが語られていた内容をご紹介しながら、私が感じた今回のステージの印象を皆様にお伝えしてみようと思います♪

(*^^*) ~ ♫

 

 

 

【コージローさん】

 

この自粛生活含めた9ヶ月の間、多趣味な彼は、もうこちらが"趣味"と言うのが憚られるくらいにプロ並みのセンスと腕前を持たれている「絵画」を嗜まれていたそうです。

 

(※彼は他にもプロ並みのセンスを持たれたお料理やお菓子作り、そして美しい観葉植物を育てられたりといった雅な趣味もお持ちですし、又サーフィンをされたり、筋トレに励まれるという意外な一面もお持ちのアーティストです)

 

こういう時だからこそ、いやこういう時でも無かったら、なかなか取り組めない「大作」に挑まれていたそうで、そして絵を描くだけに留まらず、その額までご自分で手作りされてしまうという器用さです!

\(◎o◎)/~☆彡

 

額による絵の印象ってガラリと変わりますから、その拘りは凄く素敵で大事ですよね~!そしてそこから生まれる調和は"彼に描かれた絵"が一番喜んでいるという気が私は致します♡

(^^✿

 

ちなみにそれらの彼らしいシックな絵画作品は、Jammin'Zebのラインブログにも公開されていて、私も拝見致しましたが、彼の作品はどれも「彼の歌声を観る様な絵だ」と私は感じました。

 

ご興味のある方は、こちらを遡ってご覧下さいませ♪

 ↓     ↓     ↓

http://www.lineblog.me/tag/Kojiro?blog_name=jamminzeb 

 

彼の描く絵には彼の歌声同様に、繊細な優しさと実に生き生きとした瑞々しい臨場感という、何とも言えない深い色彩があるのです!

 

つまり非常に奥行きの在る、侘び寂びの世界も含めた、非常に情感溢れるシックさというものを感じさせて頂ける彼の絵画は、シンガーとしての彼の歌声の魅力と一緒であるという事なのでございます。

(*^^*) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

率直に真っ直ぐにものを観察する事が伝わって来る様な、いつも自然体を感じさせてくれる彼の絵には、彼自身の個性が見事に表現されている様に感じられ、これは私が感じる事なのですが、彼には"飾らない素朴な自然"をテーマにした深い作品が、凄く似合っている様に思います。

 

今回のライヴでは、きっと多くの方達もそうだったのではないかと思いますが、そんな歌声を持つ彼が今回歌われた歌の中で、とてもとても印象に残った曲があります。

 

それはjamminのメンバーであるレンセイさんが、今回彼の為に選曲しアレンジされたという、このステージが初お披露目となった「Palace」という曲です。

 

ちょっと切ない失恋の歌。でもその中に「前向きに人生というものを捉える広い視野」を感じさせてくれる素敵なこの歌を、このコージローさんの歌声で"語る"様に歌われちゃったら、

 

もう「jamminの他のメンバーとて、右に出る者は誰もいないンとちゃう~~~?」とまで感じてしまった、素敵な素敵なサプライズの新曲でした~☆彡

\(◎o◎)/!!

 

ちなみに演劇の世界では、「その役を演じる役者をあらかじめ決めてから脚本を書く」という"当て書き"というものがありますが、今回の「Palace」は正にそんな感じ!と私は思いました。

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

脚本家の中には「当て書きの台本しか書かない」とか、「この作品はこの役者にしか演じさせない」という拘りを持った方もいらっしゃいますが、

 

今回この曲をコージローさんの為に選曲してアレンジしたという、云わばそうした脚本家の様であるレンセイさんの千里眼と、その期待に見事に応えたコージローさんの実力とセンスには、「正に脱帽!」といった感じです。

 

そして贅沢にも、この曲では「裏方」として曲に厚みを加えるレンセイさんとシモンさんとスティーヴさんの美しいハーモニーがそこに加わった時、jammin'Zebというアーティストにしか表現できない、完璧な調和とドラマの世界が広がっていました~☆彡

 

この新曲は、いつか必ずCDに収録希望の私㋱です!(※そういう風に感じたファンの方達、きっと沢山いらっしゃる気が致します♪)

(^^✿

 

 

 

 

【レンセイさん】

 

レンセイさんはこの9ヶ月の間、ご自分の庭の木の剪定 (※せんてい:植木の枝を切ることで形を整えたり、風通しを良くしたりする事の総称) をされる事に結構集中されたとの事でした。

 

(※jamminのメンバーの方達は皆"万年青年"みたいにお若いのに、結構渋い事を好まれる所があり、そうしたギャップが魅力の一つでもあります)

 

彼は高い塀に登って枝を切るなどして一生懸命頑張ったけど、隣の家に迷惑が掛からない様に、枝を強制的にアンバランスに切らなくてはならないという事があったりして、

 

多分ご自分で思い通りにできない部分があった為なのではないでしょうか、彼曰く「あまり上手く行かなかった」そうで、「最後はまるで、フランケンシュタインみたいな木になってしまいました」と言って、私達を笑わせてくれました。

 

これも私が勝手に思っていた事なのですが、この長い自粛生活の中では、もしかしたら最近メキメキと上達していた日本語を話す機会が減ってしまうから、復帰する時に大変じゃないだろうかと案じていたのですが、

 

今回のステージでも彼は凄く頑張って、ほぼ日本語で頑張って話されていたので、人には言わないけど密かに陰の努力を続けておられたのかもしれないなぁと私は思いました。

 

彼が苦手とされて来た日本語でのトークも、今は以前とは全然違い、間違いに委縮する事無く、思い切り良く「独自の言い回しで堂々と語り切る」というレンセイさんの潔い姿勢に、逆に私はとても好感を持って楽しんでおります。(笑)

 

そしてそれを横から見守り、必要だと感じた時に客席に向かって「後で通訳しますので♫」とかの助太刀をさりげなく入れてあげる、一見クールそうでいながらとても優しいシモンさんの、毎回機転の利いた微笑ましいフォローは「最強だ♡」と私は感じています。(笑)

(^^✿

 

そんなズッコケトークを得意とされるレンセイさんですが、一旦歌の世界に入られると"天才シンガー"の名に相応しく、一瞬でガラリと名役者に変身されます。

\(◎o◎)/!

 

彼は男性でありながら「女性の気持ちに寄り添える様な繊細さ」で優しく歌い上げる事も得意ですし、逆にそれに相反する「男性でなければ表現できないパワフルな大胆さと力強さ」は彼の真骨頂でもあり、

 

かと思えば「軽やかでコミカルなもの」で茶目っ気を出して人を魅了するのも大得意。そして「チョイ悪な奴」だって、カッコ良くセクシーに演じてしまう。

 

かと思えば、「どこかにまだあどけなさを残すピュアな青年」の世界に一瞬で入り切ってしまう等々、正にオールマイティな役者気質と才能を持った素晴らしいボーカリストです。

 

jammin'Zebのメンバーというのは、皆がそれぞれ全然違う素敵な個性と才能に溢れておりますが、私的には唯一「オールマイティ」な才能を、より発揮できる強みを持っているのは、レンセイさんであると思っています。

 

何故なら彼の内面には、オールマイティとなる才能に欠かせない「男性性と女性性のバランス」の均衡が取れている=完成形に近いと感じるからです。(※この専門的なお話は長くなるので、感想の最後に改めてお伝えしたいと思います)

 

彼の歌声を聴く度に、私にそんな事を感じさせてくれるレンセイさんは、歌うだけに留まらずピアノも弾きこなし、又作曲や作詞もされるという意味でもオールマイティ、

 

これまでもいくつか著名なアーティストにオリジナル曲を提供されておりますし、勿論 jammin'Zebの為に曲を作ったり、又美しく洗練されたア・カペラで色々な曲をアレンジされていらっしゃいますが、

 

以前に彼が、そのア・カペラとしてアレンジした森山直太朗さんの「さくら」を初めて聴いた時、私は「何て完璧で美しい響きのハーモニーだろう!まるで聖歌の様だ!」と深い感銘と感動を受けた事を覚えています。

\(◎o◎)/ ~ ☆彡☆彡☆彡

 

今回のステージでも、コージローさんをメインに歌わせる事を考えながらアレンジしたという「Palace」という曲には、「さくら」同様、私に取っては"一度聴いたら忘れられない名曲"の一つになったという感じです。

 

そしてアーティストとしての純粋な眼で、人の個性と才能を鋭く見抜き、そのアーティストの魅力を最大限引き出す様な"当て書き"が出来る彼は、

 

将来は、いつも音楽を通してアーティストと観客に幸せを与えて下さる、宮住俊介さんの様な名プロデューサーにもなれるのかもしれないと、今回この「Palace」を聴いた時に、私はふと思いました。

☆_(_☆_)_☆

 

ちなみに彼の歌う「You Raise Me Up」が私は大好きです♡、

 

そして"but mama said (でもママは言うんだ)"なんて歌詞が入っている「You Can't  Hurry Love」の甘くチャーミングな歌が一番似合うのは、

 

やはりお茶目で優しい"万年少年"みたいな雰囲気を持っているレンセイさんでございますなぁ~♪(笑)

(*^^*) ~ ♫

 

 

 

【シモンさん】

 

9ヶ月の自粛期間中、シモンさんは以前からされておられた筋トレを、自宅やジムで意識的にお励みになられていたそうです。

 

自粛で何もできない環境の中、どの様なものでも「継続は力なり」という事で、それを日課にする事で心身のバランスを取る事に役立ったと仰っていました。

 

(※確かにそれは正解で、人間というのは体を使わず頭で思考ばかりしていると、氣が巡らず心身のバランスを欠いてしまい、落ち込み易く不健康になってしまうと言われています)

 

そしてその成果は、今回舞台に上がられた時のお姿にしっかりと反映されており(※元々洗練されている彼ではありますが、更に磨きが掛かった感) 

 

彼の彫りの深いギリシャ彫刻の様なお顔と長い手足も相まって、それは正に「無駄なものを全てトレーニングで削ぎ落とし、鍛え上げたロシアのプロダンサー」の様でした。(※彼は以前ダンスを習われていた事があるせいか、立ち姿や姿勢も本当にカッコいいプロダンサーみたいなのです)

\(◎o◎)/!

 

私は仕事柄、長年ストイックに心身を鍛え上げて、心も肉体も洗練された人達に囲まれて仕事をして来た人間なので、或る意味とても目の肥えている所があるのですが、その私が今回「まるで磨き上げられたダンサーの様な、生きた美術品の様な完璧な仕上がり!」と感じてしまうほど、

 

このステージでのシモンさんは「観客の前に立つ舞台人として、ご自分の肉体を一流の芸術品にまで高められたのだな~」という事を私は感じました。(※彼が筋トレを始めた本来の目的がそうであったかどうかは分かりませんが、結果的にそういう事になっています)

 

シンガーなのに筋トレをして「一体何を目指しているの?」とたまにファンに聞かれる事もあるそうですが(笑)、

 

私はジャンル問わず「プロの舞台人として観客を魅了する」という意味でも、その「表現力の一つのツールとしての肉体を磨く」というのは、素敵な心掛けだと感じます~☆彡(※ちなみに今回初めて見た新しい髪型もとても彼に似合っていて、まるで一流のファッションモデルの様でございました~☆彡)

 

そんな「洗練された男性美」を今回感じさせて下さった彼ですが、勿論本職の歌の方も、その磨かれた肉体に負けず劣らずの素晴らしい"大人の情感溢れる表現力"は健在で、私は大満足でした。

 

ちなみにシモンさんは"誰にも真似することができない"と評される太くリッチな低音の歌声を持っており、一回そのインパクトのある魅力的な歌声を聴いてしまうと、他の声では物足りなくなってしまったのは、何を隠そう、この私です♫(笑)

 

そしてこの唯一無二のスペシャルな歌声は、アーティストとしての彼の最大の強みだと感じている一人です。

(^^✿

 

そんな彼の十八番の一つである、今回歌われたセクシーな「Besame mucho」に、素敵な意味で「これまでとは違う"何か"」を感じたのは、きっと私だけではない様に思います。

 

そして彼がメインで日本語で歌われた「最後の雨」も、今までには無かった彼の一面が引き出されていた感じがして、今回のライヴのテーマ"初心に帰る"に相応しい新鮮な魅力を感じました。

 

ちなみに歌の中で時折挿入される、さりげないライトな感じの振付けは、いつもダンス歴のあるシモンさんが担当されておられるのそうなのですが、今回披露された新作の曲の振り付けも、とても楽しくて素敵でした♡

 

(※本当に彼らは自前で何でもセンス良く粋にこなしてしまう、正に才能に満ち溢れたスーパーアーティスト集団です!)

 

…という事で色々な意味で、これからのシモンさんの新たなる活躍が、益々楽しみになって来た私㋱でございます♫

☆_(_☆_)_

 

 

 

【スティーヴさん】

 

スティーヴさんの自粛期間は、何事も一流を極める様に「深く追求される姿勢」を持たれた彼に相応しく、「ワイン検定」のブロンズクラスにトライされたり、今まで忙しくて機会を失っていた「普通自動車運転免許」を取得される事にトライされていたそうです。

 

そしてナント!どちらの試験も100点満点で合格されたという事で、

 

まず私が感じた事は「ひぇ~~~ッ!!!\(◎o◎)/!」であり(笑)、そして「人一倍努力家でストイックなスティーヴさんに相応しい結果だなぁ!」という事を思いました~☆彡

 

言葉で言うのは簡単ですが、これはなかなか出来る事ではありません!素晴らしい!!~☆彡

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

どの様なものでもトライしたり、経験する事自体が素晴らしい事なのですが、そこに自分が努力した分だけの満足する結果を得る事ができて、達成感や充実感を感じられるというのは、やはり人生の醍醐味の一つだと私は思うのですよね~☆彡☆彡☆彡

 

どの様なものであっても、行動を起こし努力する事が「自分自身を敬愛する経験を増やして行く」という事に繋がって行くので、ご自分の為に本当に素晴らしい経験をされたと私は思います。(※彼を愛して止まないコアなファンの方達の、彼への更なる尊敬の眼差しが目に浮かびます♫)

(^^✿

 

そんな弛まぬ努力とストイックさが持ち味のスティーヴさんですが、私は今回の舞台を通して「スティーヴさん、お顔が凄く素敵に変わられたなぁ!」という事を感じました。

\(◎o◎)/!

 

これは多分私にしか視えないものだったかもしれませんが、私が数年前に初めてjamminにお会いした頃の彼のお顔は、いつも何処か張り詰めた硬さみたいなものが感じられていたのですが、

 

それが今回完全に取れた感じがして、凄く自然で魅力的なお顔をされていたのです。

(^^✿

 

実はその様な変化は、コロナ禍の前から私は感じていたのですが、このコロナ禍という特殊な環境の中で、きっと彼が色々な事を感じながら過ごされた時間が、更にその彼の変化を大きくさせた部分がお有りだった様に私は思います。

( ・・) ~ ☆彡

 

そんな事を感じてしまった私が、今回ふと思い出した事がありました。

 

それは私が若かった頃、当時ダンスパートナーであり、又先生格でもあった方から言われた「車のハンドルにも遊びがあるだろう?この遊びが無いと、運転はとても危険で疲れるものになってしまうんだ」という言葉でした。(※そう言えば、彼は車の運転センスを持たれた達人ドライバーでもありましたっけ)

 

この言葉は、当時自分に厳しくとてもストイックだった私に何かを感じて下さった彼が、私に向けてさりげなくして下さった優しく温かいアドバイスでしたが、

 

その「自己に厳し過ぎた若かりし頃の自分」とスティーヴさんが、勝手に自分の中でダブるものを感じる時が私にはあるので、今回この言葉がふと思い出されたのかもしれません。

 

でも最近のお写真含めて、今回舞台で拝見した非常に柔和な彼のお顔から、私は「スティーヴさんの中に、今までに無かった価値観が生まれている=遊ぶゆとりを持てる様になったのではないか」という様に感じました。(※だって本当に魅力的なお顔になりましたもの!)

 

そして私が彼に対してそう確信するのには、もう一つの理由があります。それは「ダンスがとても上手になっている!」という事です!

\(◎o◎)/ ~ ♫♫♫

 

今回の舞台で私が一番驚いたのは、以前の様なぎこちなさが無くなり、本当のダンスになっている彼=リズムに乗って自然にダンスを楽しんでいる彼を拝見できた事でした!

\(◎o◎)/~☆彡

 

ダンスというのは感覚的なものを司る右脳の働きが関係していますから、例えば思考や理論といったものを司る左脳の働きが強過ぎる人は、ダンスが下手だと言われます。

 

勤勉で自己に厳しく非常にストイック、そして知性派であり理論派である彼は、以前はダンスにあまりリズム感というのが感じられなかったのは、その脳の働きのアンバランスから来ていたものと思われますが、

 

ナント、ナント!今回のステージでは以前とは別人の様に、自然に音楽と戯れながらダンスしているその彼の動きに、私は今回とてもセンスを感じました~☆彡

 

これは何もしないで脳の変化から自然に得られたものなのか、彼らしく陰の努力から得られた成果だったかは分かりませんが…。いや両方かもしれない!?

\(◎o◎)/~☆彡☆彡☆彡

 

もしかしたら彼自身は無意識かもしれませんが、そんな"脳に自ら変化を起こした彼"ですから、歌の表現力にも微細な柔和さや優しさが加味されており、本業の方にもそれはしっかり反映されていた様に感じました。

 

ちなみに彼がメインで歌われる、彼の十八番である洗練された「Night and Day」は、正に彼の為の曲!といった感じで、いつ聴いてもとても素敵なのですが、

 

(※一度聴いたら忘れられないほどのインパクトを残す、シャープで澄んだハンサムボイスを持たれた彼にピッタリのオシャレな名曲です!)

 

今回この曲を歌う自然体の彼からは、今までとは何かが違う新しい人間的魅力が加わった感じがして、これから益々歌声に深みと輝きを増して行かれるスティーヴさんなのではないかと私は期待しています~☆彡

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

 

 

 

…と、以上が今回のステージで、彼らから感じた私の感想でございます♡ (※我ながら長っ!笑)

☆_(_☆_)_☆

 

さて、恒例の「個別の褒め殺し」を無事終えた所で(笑)、それでは次回は先述した「男性性と女性性」という角度から、更に彼らに切り込んで参りたいと思います♫ (※まだ書くンかい!? 笑)

(^^✿

 

次回の私の"褒め殺しナイフ"の切れ味は如何に!? (笑)

(^^; (^^; (^^; (^^;

 

 

 

 

こちらも、

jammin'Zeb オフィシャルブログ

https://lineblog.me/jamminzeb/

 

からお借りした、今回のライヴのフォトでございます♫

ライヴ後半は、この様にシックな黒のシャツ&エンジのスーツに彼らはお召し替えされました♡

(*^^*) ~ ☆彡☆彡☆彡☆彡

 

 

 

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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年