昨日私は、この夏本当に楽しみにしていた jamminn' Zeb のライヴ「We Get Requests 3」に行って参りました♫ (※本当に楽しみだったので、私には珍しく今回は昼と夜の両方を聴きに行かせて頂きました♫)
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今回の舞台は、ファンの方達のリクエストに答える形での(※今や恒例となりつつある?)人気ライヴで、20曲全てが新曲であるという事で、ファンの方達には"待ちに待ったステージ"という感じで非常に期待と気分が盛り上がってのコンサートだった様に思います。
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そして今回は今までとは又全く違う雰囲気の世界が生み出されていて、とてもシックな大人の世界観が感じられました♫
(*^^*) ~ ☆彡☆彡☆彡
【今回歌われた20曲】
★This Is Me (from “The Greatest Showman”)
★My Cherie Amour (Wonder)
★Strangers In The Night (Kaempfert/Singleton/Snyder)
★Can You Feel The Love Tonight (from “Lion King”)
★Arthur’s Theme (Cross)
★You Must Believe In Spring (Legrand)
★You Do Something To Me (Porter)
★As Time Goes By (from “Casablanca”)
★On The Street Where You Live (from “My Fair Lady”)
★Can’t Stop The Feeling (from “Trolls”)
★春よ、来い (松任谷由実)
★The Winner Takes It All (Andersson/Ulvaeus)
★All Of Me (Marks/Simons)
★All Of Me (Legend)
★The Girl From Ipanema (Jobim/de Moraes/Gimbel)
★English Man In New York (Sting)
★The Impossible Dream (from “Man of La Mancha”)
★Mack The Knife (Weill)
★Amapola (Lacalle)
★Ain’t No Mountain High Enough (Ashford/Simpson)
今回は私の知らない名曲も多かったのですが、jamminの皆様の素晴らしい歌唱力から生まれる美しいハーモニーと表現力(ハート)の豊かさの力は、やはり凄いです。
\(◎o◎)/!~ ☆彡☆彡☆彡
彼らの舞台はいつもきめ細かく親切で、歌う前に曲の歴史や歌詞のニュアンスをトークで説明して下さるので(こういうスタイル好き♡)、今回の様に初めて聴く曲であっても、観客は聴く前に「どんな曲なのだろう?~♫」と非常にワクワクとした興味が注がれますし、
そしてその一曲一曲を彼らは魂を込めて歌い上げ、又バンドの方達の演奏の素晴らしさも相まって、全てが素敵に一体化されて行くので、どの曲も私の心に響いて参りました。
☆_(_☆_)_☆
又今回のライヴでは、これまでとは違う彼らの新たな発見もあって、私的には色々な意味で面白かったです♫
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例えば一曲の中の細かいパートの中で、時々四人の中でお二人だけでハモる時があるのですが、その組み合わせにより響いて来る味わいが全然違って来るという事が感じられたのは、私の中で今まであまり意識して来なかった面白い発見でした。(※これは、私も大分場慣れして耳慣れて来たせい?笑)
それをふいに感じられたのは、癒し系で情緒的な美声の持ち主であるコージローさんと、そのスリムな体からは想像ができないとんでもない声量と格調高いハンサムボイスを放つスティーヴさんが、お二人でハモられた時の美しい声の相性から生まれる"調和の素晴らしさ"に改めて気付かされた瞬間でした♫
その時に「そう言えば、彼らのグループの成り立ちはここから始まっているのだなぁ!」という事を、改めてしみじみ感じさせても頂いたのでした。
( ・・) ~ ☆彡
そしてその始まりの二人を結び付けたのは、彼らのプロデューサーである宮住俊介さんであり、
又これは宮住さんがピアノを演奏される生ライヴを先日聴かせて頂いた時に私が知った事なのですが、jammin' Zeb の四人がそれぞれ歌うパートをそれぞれに分けて、それを全部楽譜に書かれているのは宮住さんであるという事であり、
つまり jammin が奏でる音楽のオリジナルのハーモニーを生み出す方が宮住さんであるという事を初めて知って、「何だか会うべくして会っている方達なのだな~」という思いを強くした私㋱なのでありました。(※最近はレンセイさんもそういう作業をされておられる様です)
彼ら四人は各々全然個性の違う美声の持ち主ですが、それぞれがどなたと組んでも美しいハーモニーになる相性の良さがあるだけに、
「きっと同じ曲でも、歌う方の組み合わせが変わると全然違うニュアンスに聴こえて来るのだろうなぁ!」という事を改めて感じられたので、又これから彼らの音楽を拝聴する時の楽しみ方の一つとして、私の中に追加された気が致します♫
☆_(_☆_)_☆
同じ曲でも歌うパートの役割分担をそれぞれ変えたら、又全然イメージの違うバージョンが出来上がるのだろうな~という事も想像できるので、何だか「そういう別バージョンのものを、敢えて聴き比べるのも面白そうだ♫」などと勝手に想像してしまった私㋱なのでありますが、
でもそういう中で「これがベスト!」と思われる組み合わせを、彼らはプロフェッショナルとして選択されておられるはずなので、「そういう試みは、実際どうなのだろう???」とも思いますが…。
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…あ、でも「誰も真似ができない」と言われる、物凄いカッコいい低音で歌われるシモンさんのパートだけは変えられないのかも? (※シモンさんは、本当にインパクトのあるセクシーな低音の美声で歌われる素敵なシンガーです♡&ダンスもオシャレに超上手いッ♫)
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そして天才肌のレンセイさんの表現力は非常に豊かでバリエーションにも富んでいて、その魂から放たれる魅力的な歌声は実に変幻自在、いつも歌の中のどんな登場人物にも成り切って歌われるので、
聴いている側は"まるで演劇を観ている様なドラマティックなイメージとその背景"が頭に浮かんで来るのですが、
そういう彼の歌声は、同時にどの方と組んでもマッチする幅の大きなリッチな歌声でもあるのですね♫ (※彼もダンスは得意で時折ステージでも楽しまれていますし、又役者にもなれるのではないかというほどの演技力が歌にも存分に生かされていて素晴らしい♫)
この四人は、きっと前世でも何か深~~~い縁がある方達な気がする私㋱。もしかしたら西洋の教会の聖歌隊…?と、又勝手な妄想で遊ぶ私㋱~♫ (笑)
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そんな彼らは今回も得意なアカペラを何曲か披露して下さいましたが、何故か彼らが歌うとそういう曲ではないのに、時々私には讃美歌の様に響いて来たりする事があるのです。(※やっぱりこれは、彼らの前世が聖歌隊だからなのか?← 妄想は自由~♫ 笑)
これはやはり、彼らの持つ精神性の高さから来るものではないかと私は思うのですよね~。(※本当に彼らの生み出すハーモニーは美しく清涼感があり、そして華麗です!)
そんな彼らが根底に持つ「育ちの良さ(=前世から受け継がれた精進と努力から得られた恩恵=環境)」から生まれる本物の品位(=クールな知性とハートの温かさ)が、自然にこういう現象を引き起こすのではないかと私は思います。
( ・ ・) ~ ☆彡☆彡☆彡
それでは、昨日の盛り上がったライヴの模様をどうぞ♫
(※以下の画像は全て、彼らのブログからお借り致しました♫)
ジャミン・ゼブ・オフィシャル
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シックで渋くお洒落な曲の中にはノリノリなバージョンもいくつかあって、とても楽しかった私㋱♫
今まで知らなかったけど、彼らのお陰で大好きになった曲も沢山ありました♡
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この日のラストでは観客の方達は総立ちになって拍手を送り、感動を表現されました♫
(※勿論私もその一人♫)
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終演後の達成感を感じられる、充実したお顔の彼ら♫
この酷暑とも言える猛暑の中のリハーサルは本当に大変であったと思いますが、歌うシーンになるとそんな事は微塵も感じさせないプロフェッショナルな彼らです。
(*^^*) ~ ♡
ではここからは、ほんのちょっとだけ個人的な曲の感想を♫
「Strangers In The Night」は、私が現役だった頃に、アルバニア人のダンスのパートナーであった方が大好きだった曲で、「これは僕の歌♫」と、いつもご機嫌な時に良く口ずさんでいた歌だったので、私には彼と一緒に作った数々の舞台の思い出が懐かしく回想される一曲でした。
彼はアルバニアでは超有名なスターダンサーでしたが、いつも色々な国でプリンシパルとして活躍された方でしたので、この曲はもしかしたら彼の「美しい恋の思い出」の曲だったのかもしれませんね~。
(^^♡
あとこれは昼の部で見かけた光景でしたが、「English Man In New York」を歌い終えられた時に、レンセイさんが、そっと自分の目から出た涙を指で拭う様に見える仕草をされていました。
これはもしかしたら、「ニューヨークに住むイギリス人」という所を、「日本に住むオーストラリア人」の自分に重ね合わせて歌われたからなのではないかな~と、私は勝手に想像してしまいました。
私は以前に国際結婚をしていた経験があり、又自分の国を離れて外国で働くダンサーの方達も沢山見て参りましたので、何となくそう感じてしまっただけかもしれませんが…。(※違っていたらごめんなさい、レンセイさん)
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そしてそして、今回のプログラムの中では唯一の日本語であったユーミンの名曲「 春よ、来い」を聞いた時、私は jammin のコンサートで初めて涙が出てしまいました。
これは私が若い頃に、初めてこの曲を聞いた時の人生の思い出が私の頭の中にオーバーラップして来た事と、現在の自分の心境にも重ね合わせられる歌であるという事があったからだと思います。(※ユーミンの歌は、時代を超えて聴ける普遍性のあるものが多いですよね!)
ただ年齢を重ねた今の自分が、この歌で語られている「待つ」という対象は若い時とは違い、個人的な人物というよりも、もっと大きな宇宙的な存在というイメージなのですが…。
そんな事を感じて、不覚にもウルウルと涙が出てしまった私なのですが、偶然に彼らがアンコールで歌って下さったのが、これ又「 春よ、来い」だったものですから、私は二回も涙ウルウル状態を経験するハメになりました。(笑)
( ; _ ; ) ~ ☆彡
英語の歌にも素敵なものは沢山あって、聴きながら一人でウルウルしてしまう事もたま~にありますが、(…と言っても私は人生の試練に揉まれ、それを確実にクリアして来たせいか、普段は殆ど泣かない可愛気のない女に立派に成長してしまったのですが…。あ、でもそれを"おじさん化"とは言わないで下さい!笑)
何でしょうね~。やはり日本語の持つ柔らかさと言うか、あまり直接的でないからこそ、逆に想像力を膨らませる幅を持たせてくれる叙情性が、日本語にはありますからね~。
表現は短くシンプルでありながらも、幾通りにも解釈できる様なポエムの様な情緒感が日本語独特の美しさであり、やはりそれが日本人の心をわしづかみする時はありますね~。
普段めったに泣く事のない私が、今回ふいに涙が出てしまった理由はそれだけではなく、やはりそれは「jammin の皆様が心を込めて歌われたから」という所が一番大きな気が私はしております。
波動が高くなくては「癒しと浄化」は起こせませんが、jammin' Zeb の皆様は、正に「そういう役割の為に授かった才能」をお持ちの方々である事は間違いありません。
普段泣かない私だけに、今回はそんな事も感じさせて頂いた素敵な会でした♫
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…という事で、今回も彼らを褒め殺した所で私のリポートを終わります♫ (笑)
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jammin' Zeb の皆様、そして彼らと共に名演奏を届けて下さったバンドの方々、プロデューサーの宮住様を始めとするスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした!
大仕事を終えられた今は、心身共にゆっくりと英気を養い、そして又リフレッシュされて私達を大いに楽しませて下さいませ♫
今回も、私達に素敵な一日をありがとうございました♫
又楽しみにライヴに伺います♡
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このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年