心打たれたので私も再びのご紹介♫(うめままさんはとても繊細で深い方) ② - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:文化・芸術

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

心打たれたので私も再びのご紹介♫(うめままさんはとても繊細で深い方) ②

- good

  1. 文化・芸術
  2. 文化・芸術
  3. 文化・芸術全般

(※前回の記事「心打たれたので私も再びのご紹介♫(うめままさんはとても繊細で深い方) ①」の続きです)

うめままさんがシリーズ記事を更新されましたので、転載致します♫
☆_(_☆_)_☆

 

 

 

リブログの二乗は。。。「教える事と指導する事の違い (見極める能力・引き出す能力)」3

               アストロファーム   ~そらをみあげて~ (うめままさんのブログ)より

 

 

前回の記事を読み返してみて、「簡単に指導させてしまう側にも、問題はあるのです。」というところ、言い回しがちょっとキツかったかな。とは思いますが、ここのところをちょっと考えてみます。

 

簡単に指導させてしまう。ということは、決定権を相手にゆだねてしまう。ということです。自分で考えて決断することをやめて、自分よりももっと良い判断ができるであろう人に決めてもらうことです。

 

自分で決断することをやめているのも問題ですが、「自分よりももっと良い判断ができるであろう人に決めてもらう」というのは、自分の価値を自分が低く見ているという意味で、もっと問題です。

 

つまり、自己否定ですね。

 

自己否定の気持ちというのは、多かれ少なかれ誰もが持っているものだと思います。全く自己否定の気持ちを感じたことがない人はいないと思います。程度の差こそあれ、指導する側にも、される側にもある気持ちだと思います。

 

この、自己否定の度合いが大きな人を指導者として選んでしまった場合、指導される生徒が、知らず知らずのうちに指導者の自己否定をそのまま生徒自身の中に取り込んでしまう可能性があります。

 

それは、「自分よりももっと良い判断ができるであろう人に決めてもらう」ことと、「教えてもらう」ことを混同してしまう場合があるからです。

 

ここを混同してしまうので、「教えてもらっている」つもりが、どんどんと自己否定の渦に巻き込まれてゆき、「人を"指導"する能力と人格が育っていない人=自分の内面に歪みを持った人に教わる事から生まれる悲劇」が起こる可能性が高まります。

 

 

また、エリカさんの記事の中で、ハッとした文がありました。

 

ちなみに、こういう人が指導者になると、指導される側が非常に気を遣い、指導者の自己顕示欲や優位性を常に満たしてあげなくてはならないという様な"お守り"をさせられる様になる(こういう人というのは、ありのままの自分に自信がない=ありのままの自分に向き合う事・真実の自分を認める事を怖がる人のこと)

 

多くの講座やセミナーに通い、こういう形で非常に気を遣う経験をしている方は、実は多いのではないでしょうか。


もし、何かを教えてもらうために続けている講座やセミナーがあったとして、こういうことを感じることがあれば、先の記事で書きましたが、その講座やセミナーを主催している先生方が、何を指針に指導しようとしているのかを、しっかりとよく見てください。

 

それは、常に自分を優位に立たせる事を目的としているものではありませんか?相手を自分以下に引き下げる事で、自分を上げようとするものではありませんか?純粋に、技術や知識を高め、お互いが成長して、個性を伸ばせるような関係性を築こうとするものでしょうか。

 

ここのところを見極める力というのが、教わる側にも必要であり、技術や知識を教わることを通して、見極める力も高めて行けるのではないでしょうか。

 

ですから、この記事の最初に書いたように、「決定権を相手にゆだねてしまう。」つまり、簡単に指導させてしまうことは、やはり教わる側の問題でもあるのです。

 

自分で決断することをやめてはいけません。自分よりももっと良い判断ができるであろう人に決めてもらうのもいけません。

 

どうしても、自分で決められないと感じるのは、自分の内面と向き合うことを恐れるからです。もし、「人を"指導"する能力と人格が育っていない人=自分の内面に歪みを持った人に教わっているかもしれないな。」と、感じることがあれば、まずは、自分自身とよく対話してみてください。

 

そもそもは、その人に何を教わりたかったのでしょう。自分は何を知りたかったのでしょう。

 

そこを見直すことは、自分自身と向き合うことでもあります。そして、すでに教えてもらうべきことは教えてもらったと感じたならば、そのことに感謝して、自分が居るべき次の場所へと移行しましょう。

 

 

 

以上、うめままさんのブログからの転載記事でした♫

☆_(_☆_)_☆

 

うめままさんの分析力も素晴らしいですね!でもそれは、彼女自身がそれだけ真剣に色々悩まれて来たからこそ得られた洞察力なのだと思います。

 

うめままさんも記事の中で書かれていますが、今回こうしてお互いの記事をリブログする中で私が感じたのは、「こういう事を薄々本能では感じているのに、自分自身では明確に分析できずにモヤモヤした人間関係を築いていらっしゃる方々や断ち切れない方達もきっと世の中には多いのだろうな~」という事でしょうか。

 

そういう意味で、今回の記事が悩んでいらっしゃる方達の気付きや発見に少しでも繋がれば良いなぁと思います。

 

自分がモヤモヤイライラしている原因が明確になれば、世の中の人の陰口・悪口や愚痴を言う方達も減って行く様に思いますし…。(ネガティブな愚痴や陰口・悪口を言う人は、ご自分の運気を落とします故…)
( ・・) ~ ☆彡

 

私達人間て楽しい事や嬉しい事が大好きで、いつもそういうものだけを味わっていたいと思うものですが、色々な悩みや苦しみ、悲しみ、そして孤独を味わわないと、人の心というものは本当の意味で理解できる様には決してなれないものですし、

 

又人としての深みは得られない様に成っているのですね。
正直嫌ですけれど(笑)、私達はそう生まれついているのだからしょ~がない!(笑)
(^^;

 

今回は多くの事をうめままさんとシェアできて、とても有意義でした!
うめままさん、ありがとうございました♡
☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

ホシゴイが成長し、ゴイサギと成られた美しいお姿デス~☆彡

(※この写真は私が写したものではなく、ゴイサギに付いて説明されていた記事からお借りしたものです)

 

いつか肉眼で直に見てみたいものですなぁ…♡

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

 

 

 

 

 

     

 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年