「恕」を科学する実践【茶道とブランチ】① - 婚活全般 - 専門家プロファイル

橘 凛保
社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
東京都
マナー講師

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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「恕」を科学する実践【茶道とブランチ】①

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講習

相手の身になるを科学する恕学

茶道を科学する①

相手のことを理解したり

相手のなかにある真意はなかなか読めないものです

それを科学で紐解いてみる

それが「恕学」です


子どもの気持ち・・・

先生や親も意外とわかってないことがありますね

子どもは大人が思う以上にいろいろ感じているのです

それをある方法を使って

読み取ることができたら・・・



以下は 某小学校での「恕学」の実践に対しての

反響のご報告です





『あの子は支援学級にお願いするしかない』

 そんなふうに思っていたけれど・・・

『あの子がいなければもっとよい授業になるのに・・』

 そんなふうに思っていた・・・

「あの子が?こんな言葉を発するの?」

『あの子の中では こんなことが起こっていたんだ・・・』


これらは 先日「恕学」が行った

小学1年生の「茶道」の授業への

放課後学校の先生方から

更に担任・養護の先生方にまで波及した

職員会議での感想の報告です


恕学アカデミーに放課後スクールで

昨年「茶道」の授業の依頼がありました


最後の授業は先生方への「おもてなし」と

子どもたちの「茶道を習った」の振り返りです


子どもたちに「やりっ放し」は禁物です

必ずやったことの中で「気づき」や成長があります


しかし 「やりっ放し」にしているとどうなるでしょうか

大きな成長を遂げた子どもは

その効果が誰の目で見てもある程度わかりますが

たいした成長ができない子どもたちは

一様に「この子はやった甲斐がない」と

大人から評価されがちなのです

たった1mmの成長も100mの成長も

一人一人の子どもたちには大いなる価値と希望がありませんか?



恕学が取り入れている方法のひとつに

「ブランチ」(*注釈あり)というのがあります

物事の因果関係を紐解くための方法のひとつです

ひとつの事象が引き起こすことを

あたかも1本の樹のように描いていく手法です



今回もたくさんの枝(ブランチ)が広がり

大きな樹ができました

今回は【茶道を習った】から始まります


頭の中ではなんとなくわかっていますよね

でも そこには意外な思い込みがあったりします

この「思い込み」が落とし穴になることはありませんか?


口頭でのちょっとしたおしゃべりとは

全く違う「気づき」が出たら

子どもたちへの評価は変りませんか?

次にすることが変りませんか?

子どもたちをもっと信じてあげられないでしょうか・・・


そんな「恕学」の実践への先生方の感想が昨日届きました


頭の中ではなんとなくわかっていますよね

でも そこには意外な思い込みがあったりします


報告を書く前にまず茶道はどのようなことをしたのか

前提を共有して下さい



どのような部屋で茶道をしているのか写真です

絵本の読み聞かせの部屋です






床の間はありませんので このように床を作ります





小学1年生に

5月~3月まで(8月除く)月1回 

月曜日の放課後 3時から4時40分まで 

2クラスに分けて行います

1クラスは10人から12~3人です


このような畳の部屋に放課後の夕方

大人でもゴロンと横になって

手足を大の字にしてくつろぎたくなりますよね

子どもたちがふざけるのは仕方ない環境です


4~5人の男のたちのおふざけはご想像の通りです

その反面 このような部屋できれいな言葉を使って茶道をする

このことも子どもたちには魅力あることなのです


美しい言葉 美しい所作・・・

美しいには 人の心を安心させ安定させる力があります


恕学の茶道ではおふざけをしても「怒る」ことは致しません


まわりを想いやる「恕」の気持ちを育てるには時間がかかります

怒ったり やたらに叱っても育ちません

教育は「施して(尽くして)待つこと」です

「自ら育つ力」を育むことだと考えています

つまり 「育つ力」は種です

私ども教育に携わるものは

種を撒いて待つのです

ただ待っていてはダメですね

お陽様にあたるように工夫したり

お水をやったり 肥料をやったり

そうして「待つ」のです

「相手の身になる」を身につけてもらう

「恕」の教えは 

お陽様を「笑顔」に替えて

水を「美しい言葉としぐさ」に替えて

肥料を「考える」時間を与えながら

「待つ」のです


怒るは逆効果です

叱るときもお陽様と水と肥料が大切です

そんなふうに待った結果がこの写真です





普段は授業中の写真は撮りませんが

この日のこの光景は

今後の参考のために特別に撮らせて頂きました

「待つ」が「実る」瞬間です

しかし ずっとこのようではなく

誰か1人ふざける子が来ると 

数人の男の子がふざけます

徒党を組むのですね


始めのうちは徒党を組む子たちがほとんどです

しかしこの頃になると

互いを諌める行動も始まるのです

自らが気づき 自らが対処しようとする


できる子はどんどんできる子へ

できない子はどんどんできない子へ

二極化のスパイラルに引きずり込まれていくのです


この日のおもてなしもまさにそのようでした

始めのうちは良い雰囲気でおもてなしができて

子どもたちも満足感がありました

自信に繋がる満足感でした


ところが・・・

一人の男の子が遅れて参加したところから

この雰囲気が壊れたのです


続く



「恕学」 
長年「恕」を根幹に「考えるマナー」「相手の身なるマナー」を実践してきた私が提唱する
孔子の教え「恕」を「考える」で紐解くを伝える方法です
「恕」を科学で紐解くのが「恕学」です(商標登録済み)

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