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ある日喜多方から電話がありました
「明日香ちゃんが橘さんの電話番号のメモを持っていたのでかけました」
あの日のメモは明日香ちゃんの手に届いていたのです
あの日の校長室では知り得なかったことでしたが
この日初めて 明日香ちゃんがあのメモを見つけてくれて
大事にずっと持っていてくれたことを知ったのです
『あ～ 神様はいらっしゃる』
そう思いました
４年生の子どもだから
電話することもなかなか思い切れずにいたのでした
明日香ちゃんは喜多方の避難所で生活を送っていたときに
虫歯になり知り合った歯科衛生士さんのところに
ホームステイすることになったそうです
その方からのお電話でした
ほんとうによかった
そう言う巡り合わせを貰えて本当によかったと思いました
福島に茶道の子どもたちが行きたいと言いました
しかし 線量の問題があり 断念しました
そのかわり 明日香ちゃんとホームステイママを
東京に招待することにしました
今度はほんものの茶室でお茶会をしました
だんだん打ち解けてきました
公民館を借りて夕食会もしました
だんだん打ち解けて
だんだん本領発揮 わいわい元気に走り回って遊びました
そして一泊してもらい
翌日はカンナ子どもサミットをしました
カンナ子どもサミット 明日は大人の前で発表です
みんなで大人の前で発表しました
この写真は前日に練習した時のものです
本番の写真はありませんが
大人たちに カンナのこと
今回の被災のこと
原発のことなどを発表しました
その後も福島にカンナリレーの植栽に行くたびに
明日香ちゃんに会います
福島でもお茶会をしました
今度は明日香ちゃんのお友達も来てくれました
ホームステイママと友達と
翌年
明日香ちゃんがあのときのカンナの球根を
転校や引っ越しにも必ず持っていって
育てていてくれたことを知りました
絵日記にもカンナのことが書いてありました
うれしかったです
明日かちゃんの絵日記
カンナが咲いた日のこと
ほんとうにうれしかった
あの日 新聞記事にしてくれた記者さんに感謝です
記事を見つけて下さった茶道のお母様に感謝です
明日かちゃんがメモを見つけて持っていてくれたことに感謝です
明日香ちゃんがカンナを咲かせてくれたことが本当にうれしかった
明日香ちゃんはほんとうに明日に咲く花です
あれから４年
この４月中学２年生です
喜多方で小学校の卒業式を迎え
中学は南相馬に帰りました
もちろん今でも繋がっています
会うたびに大きくなり
大人びていきます
カンナの花は冬を越せなかったようですが
明日香ちゃんの心に希望と平和の花は咲いてくれていると感じます
先日ホームステイママにお会いしました
４年の月日はいろいろな人生を展開させてくれています
明日に咲いてほしい
真っ赤なカンナのようにみんなに元気をあげてほしい
明日香ちゃん
人は出逢うべくして出逢う
一寸早からず
一寸遅からず
なのだそうだ・・・・・
カンナ・プロジェクトHP canna-project.com
４年 忘れてはならないと思うのです
宜しければカンナスマイルに参加して下さい
「東北頑張れ！」と想いを馳せた笑顔の写メをここに届けて頂けたら
こんな感じで届けています
あと１７４で８０００です
１０００カンナスマイル毎に印刷してパウチして東北に届てけています
カンナスマイルポスター
花が咲くことを「花笑み」といいます
花が枯れた冬には 花に替えて人の笑顔を届けてきました
頑張れ！が言い難いので
私も頑張るので頑張ってと言いました
それがカンナスマイルです
参加して想いを馳せましょう！
祈るよりほんの少しすすんでみませんか
