引きこもりで、家から一歩も出なかった頃の話をしたら、驚かれました。笑

●引きこもりで、家から一歩も出なかった頃の話をしたら、驚かれました。笑

こんにちは。九州産業大学心理学講師　木村聡子です。

昔の話なので、最近は言っていませんが…＾＾。わたしは、不登校経験者です。

20年以上前ですが、不登校の番組で、ＮＨＫに出演したり。教育委員会のシンポジストにも、当事者として、何度も登壇していました。笑



小学生時代は、勉強は好きだったのですが、10歳からいじめにあい…。12歳ころから、学校へ行かれなくなりました。笑

もう、30年も前の話ですね＾＾（←いま40歳♪）

当時は、「将来こじきになる」とか「一生治らない」とか、メディアからも脅されて＾＾；

周りのほうが、騒いでる感じでした。

親が不安がって、精神科を連れ回されたり（県内はもちろん、わざわざ有名な大阪の病院まで！）。

脳波をはじめ、様々な心理テストを受けさせられたり。小学生なのに、睡眠薬を飲まされたり。

わたしにとって、１番きつかった13歳頃には。傷つきたくなくて、何ヵ月も雨戸を閉めたまま。窓もカーテンも、閉ざして暮らしたことも、あります。

繭のように、布団から出なかったことも。昼夜逆転して、１日中パジャマで過ごしたことも。

その頃には、家の前の道を同じ年頃の子たちが、楽しそうな声を上げて通りすぎるだけで。死にたくなるくらい、辛かったですよ。

実際、睡眠薬を部屋にたくさん溜めて。「これを飲んで死のう」と、計画してさえいました。

先生や、クラスの子たちが来てくれても、苦しかった。あまりにも、違う世界に感じられて。余計にさみしさが、募っていました。

1番助けになったのは、カウンセラーさんの存在です。ただ、話を聞いてくれるだけ。

ただ、受けとめてくれるだけ。　それだけで命を救われました＾＾。

中学は、3分の1の出席率で卒業し、高校は通信制に。（全日制の高校は、受験に受からなかったため＾＾；）

通信制高校では、月に2回ほど日曜に授業を受けます。

同じ教室に、50代くらいのおじさまや、主婦の方も、障害者さんもいて。わたしには、合っていました。笑

先生より、年上の生徒もいるため、数学や英語も敬語を使って授業してくれて。楽しかったですよ♪

大学に入るために、当時は大検※（大学入学資格検定試験）という制度があり。1浪で、奈良の天理大学に入りました。

※今は、高等学校卒業程度認定試験(高認)に移行していますね♪

わたしには、数が数えられないとか、時間感覚がズレているとか。手先が異常に不器用だとか。

いろいろなコンプレックスがあります＾＾。それは、大人になれば治るのかと思っていましたが、注意欠陥障害（ＡＤＤ）という、わたしの個性だそうです。笑

その代わりに、わたしにしかできない、特殊能力が与えられていることにも、気がつきました。

思いの外、長くなったので。続きます＾＾。

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