端午の節句

今日は端午の節句です

五節句の３番目です

現在は５月５日と日を定め

「こどもの日」として「国民の祝日」になっています


端午というのは

もとは月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味です

奇数は陽の数字

それが重なることでおめでたい五節句です

季節の変わり目は邪気が起きやすいので

邪気を払う意味があります

菖蒲湯につかるのも邪気を祓う意味です

元々は軒下に菖蒲の葉を吊るして

邪気を祓ったことに由縁します


武士の時代になると

「菖蒲」は「尚武」に通じ　

「勝負」にも通じることや

形も刀に見立てて珍重さました


「鯉のぼり」は　武士が幟を立てることに由来し

男の子の出世を祈りました

「鯉」はもともと威勢のいい魚で

昔から「鯉の滝上り」などと伝えられ

子供が元 気に育つようにという

親の願いが「鯉のぼり」にこめられていますね

昨日千葉の農道を走りましたが

鯉のぼりが見当たらず

子どもの数が減っていることが

何となく感じられました


新聞に「子どもの数３２年連続減」とあり

総人口比12.9％と聞いて納得しました

男女比も昔と逆転しつつあります

３月に参列した小学校の卒業式で

男女の数は女子が数人男子を上回っていました＞

家々に鯉のぼりが元気に泳ぐ光景は

いつか観られなくなるのでしょうか・・・・




福島でカンナをリレーした小学校の鯉のぼり

信州須坂の人形館にて

たくさんの武者人形が圧巻です

家々に

子どもの将来を願って

小さくても良いですから

武者人形を飾り　鯉のぼりを飾る環境も大事にしたいですね

柏餅を頂きながら　そんなことを想いました

柏の葉は　新しい葉が出ないと　

前の葉が落ちないそうです

子どもが生まれ　育って　社会に貢献する人になる

そうして　時代は受け継がれて行くのですね
端午の節句のお菓子