遺産相続処理が中断しています
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8年前に父が、今年5/8に母が亡くなり、弟(55歳)は京都の実家に無職・うつ病で生活しており、私(60歳)は妻と横浜で暮らしております(3人娘は上二人結婚、三女は一人暮らし)。母の相続処理は司法書士に依頼し、預貯金・株・投信は換金して司法書士の口座に一旦入金され、その後私の相続専用口座に送金され、お墓や相続処理費用などの経費を差し引いて、折半することで、弟も了承しています。ただ、弟は神経科医にうつ病と診断されており、家から出られる状況ではないと言ってます。ほんとうは転居してもらって、実家を売却し、その費用も折半したいのですが、弟が出ないと売れません。このまま居すわられると、いつまで経っても相続処理が進まず、司法書士の先生も困っているのですが、どのような方法で進めればよいでしょうか?
トルハルバンさん ( 神奈川県 / 男性 / 59歳 ) | 2014/06/12 15:44
成年後見について
弟さんは後見人が必要とされる状態でしょうか? 状態によっては家庭裁判所に成年後見人について相談をされると良いと思います。
転居場所を早く手当てすることと思います。
はじめまして!
うつ病と診断された弟さんも、判断能力はしっかりしているものと思います。
そのため、整理できていない遺産の処理をどのようにしたいのか明確にお話しし、弟さんの気持ちをしっかり確認することから始める必要があると思います。
司法書士さんを交え、じっくりと話し合うことです。
現在お一人で生活されていると思われますが、お医者さんが言われている「家から出られる状況ではない」程度がどのくらいか明確ではありません。転居する際のたった一日程度の外出もできないのか、或は今の生活の本拠を替わることができないのか。それにより判断が違ってきますが、精神的な障害であると、今の環境をかえることの困難さを言っているのではないかと考えます。
早い時期に遺産整理をしたいとのこと。お医者さんも交え此の状況を説明し、可能な範囲で転居することを理解願うことではないでしょうか。できるだけお医者さんの近くの生活場所(転居先)を手当てし、そちらに移るように説得するしかないと思います。
今の家屋敷を売却し折半した時に、どこまでの期間弟さんが生活できるかも考えてやらないと、不安が残り、決断できないと思います。仮にアパートですと家賃が新たに発生します。その費用も捻出できるのかどうか、手当てしてあげることも必要です。
通常の相続の争いというより、法的に処理できない要素を多分に含んでおりますので、弟さんの気持ちを考え、関係者を交え、しっかりお話を繰り返すことが大事かと思います。