民法改正の概要は?~消費者保護に重点
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2017-06-07 11:01
債権関係規定(債権法)に関する改正民法が2017年5月に成立し、2020年を目途に施行されることとなりました。
その特徴は、インターネット取引の普及などの時代の変化に対応し、消費者保護に重点を置いていることです。
◎ 主な改正点
・ 飲食代などお金を請求できる期間を5年に統一
・ 連帯保証人に公証人による意思確認を義務づけ
・ 約款の有効性と内容を変更できるルールを明文化
・ 法定利率を年5%から年3%に変更し、変動制を導入
・ 商品の欠陥に対し、修理や交換の負担請求も可能に
・ 意思能力がない状態での契約は無効になる
・ 賃貸マンションなどの敷金や原状回復の規定