結果として長く残るような家具をつくっていきたい
渡邊 謙一郎
ワタナベ ケンイチロウ
(
インテリアデザイナー
)
株式会社スタンダードトレード 代表取締役 社長
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たまのメンテナンス。
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2011-05-09 19:00
家具を長く使用していると、材料の反りや痩せ、または本体の扉や引出しの開け閉めによる振動で、取手が緩んだり、扉や引出しが開きにくくなるという不具合が生じてくることがあります。取手の緩みはネジが緩んでいるので締めます。扉は、まず足下にフェルトや段ボール等を噛ませ水平をとり、扉と本体との隙間を調整します。また、引出しは桟に蝋を塗りこみ、滑りをよくします。このように小さな変化を見逃さず、手をかけてやる事は大きな不具合になってしまう事をさけ、本格的な修理や調整が必要になってしまう事は無いと思います。小さな不具合を無くしていく事が、長持ちさせる為には不可欠ですので、たまにはみてあげると良いかと思います。