森本 直人
モリモト ナオト家計管理と資産運用について
マネー 家計・ライフプラン 2009/09/08 12:58はじめまして、結婚1年目の地方在住、共働き夫婦です。まずうちの家計ですが
<収入>
夫(32)正社員…手取り14万 私(28)看護師…手取り20万 計34万
<支出>
家賃…持ち家で親ローン 5万
家財保険… 1.5万
健康保険(夫)… 3万(夫:終身1万 私:終身1万、積み立て1万)
おこずかい… 6万(2人で)
携帯・通信費… 2万
食費… 2.5万
雑費… 0.5万
水道光熱費… 1.5万
ガソリンレジャー費…3万 計25万
このうち月3万は天引きで別に貯金しています。
残りで車の税金や保険(2台で30万弱)固定資産税を支払い、冠婚葬祭などを引いた分とボーナスを貯蓄に回しています。
結婚してから10ヶ月で130万貯まりました。
もし子供ができたら私は出産を期に現在の職場を退職するつもりなので今のうちに貯金したいと考えています。
家計としてはいかがでしょうか?保険は積み立て式のをひとつ解約するか32歳の満期まで待つかちょっと悩んでおります。また私の収入がないと家計は破綻してしまうので、育児が落ち着けばフルで働く予定です。
先日読んだ本で今私たちの世代では普通に生活・貯蓄を行っていっても老後に破綻する可能性があるということを知りました。インフレになれば一生懸命貯めた普通預金の価値も落ちてしまうと。
その本では投資信託を勧められていたのですが、全くの無知なので、こんな素人が手をつけてとんでもないようなことになったらどうしよう??という恐怖感があります…。
結婚前から貯めていた500万ほどは別に資産がありますが、それには手をつけずこれから少しずつ投資信託を積み立てていければと思います。20〜30年後、仮に子供ができたときの大学費用や老後資金に心強そうですが、いかがでしょうか?
かわちぃさん ( 福井県 / 女性 / 28歳 )
投資をするなら勉強を
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かわちぃ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、共働きで、お子さんがまだの家庭が、経済的には、一番ゆとりがありますので、この時期に、しっかりと貯蓄に励まれるとよろしいかと思います。
これから少しずつ投資信託を積み立てたいとの話もありますが、投資信託は、当然ながら、一般的な貯蓄とは異なり、値動きがありますので、いきあたりばったりは、よくありません。
投資信託は、しっかりと金融や経済の仕組みを理解した上で、綿密な計画の中で、利用していくものです。
具体的には、将来の夢・目標などを定めた上で、それを実現するための必要資金、目標利回りなどを綿密に計算した上で、投資リスクを時間の中で、コントロールしていく必要があります。
もちろん、値動きのある投資対象である以上、ある程度の相場観も必要になります。
投資は、実際に始めてみると、奥の深い世界ですし、不確実性のある世界です。
理想的には、かかり付けのアドバイザーと相談しながら進めていかれるとよろしいかと思いますが、もし難しい場合は、少なくとも、投資目的と運用期間だけは、明確にした上で、少しずつ積み立て投資を始め、合わせて、新聞や書籍などで、金融や経済の仕組みの勉強をするようにしてみてください。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
補足
かわちぃ様へ
コメントありがとうございます。
仰る通り、基本的には、値が下がることもあるけれど、長期間にわたる運営で総合的に資産がアップすることを見越せばよい、という考え方になりますが、数年後に、また何か大きな事件が起きて、株価が大暴落するというシナリオも絶対にないとは、言えません。そのような局面で、どう対処できるかです。
投資のやり方に絶対的な答えはありませんが、長期投資は、賭け事ではなく、不確実性のある経済活動に参加することです。したがって、金融や経済の勉強をすればするほど、成功確率は、高まるはずです。
また何かありましたら個別にお問い合わせください。
評価・お礼
かわちぃ さん
ご回答ありがとうございました。そうですね、私はまだ経済や投資のことはほとんど無知ですが、少し本でかじってみてかなり勉強が必要な世界だということを実感しています。
投資信託の場合、値が下がることもあるけれど長期間にわたる運営で総合的に資産がアップすることを見越せばよい、という考え方であっていますか?
まだ紙面上の知識のみで実際のところはピンとこないのでまずは資産運用の目標を設定してから、どういう投資信託が適しているかを考えていこうかと思います。