森本 直人
モリモト ナオト投資信託積立の運用方法
マネー 投資相談 2009/08/26 09:59はじめまして。
夫・妻42歳 中学生と小学生の子どもの4人家族です。
数年前から投資信託(インデックス)の積立をしています。
夫:日本株4万 妻:日本株3万
外国株2万 外国株2万
外国債4万 外国債3万 です。
年に1度リバランスを行い(売らずに買う額を変えています)、自分で思うポートフォリオに近づけようとしていますが、
まだまだ、定期預金の割合が大きいです。
景気低迷などで、ずいぶん資産が目減りしていますが、なんとか心乱さずに続けてきました。今までは積立することだけを考えてきましたが、今後、少しずつ景気が良くなり、資産が増えた場合どんな運用をしたらいいのかで迷っています。
このまま、当面必要が無いお金なら続けたほうがいいのか、
それとも、ある程度いったら、株のように利益を確定しておいたほうが良いのでしょうか?(個人のリスク許容度にもよるとは思いますが)
現在は40代なので、多少目減りしても時間が解決するかも?などと前向きに考えられますが、60代、70代でこの余裕があるのか少し不安です。
長期投資の運用方法を教えてください。投資信託を売るときは、お金が必要になったときと運用方針・成績に疑問があるときだけでいいのでしょうか。よろしくお願いします。
あき99さん ( 群馬県 / 女性 / 41歳 )
ルールを作る
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あき99様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、資産配分の見直し方に絶対的な答えがあるわけではありませんが、ひとつの考えとしては、当初に決めた運用方針を守るというやり方があります。
例えば、何割程度値下がりしたら、いくら買い増しする、何割程度値上がりしたら、いくら利益を確定する、といった具合に予めルールを決めておき、基本的には、そのルールに従って、資産配分をコントロールしていくやり方です。
ずいぶん資産が目減りした時期も、なんとか心乱さずに続けてこられたとのことで、これも、ひとつのルールを守ったということなのだと思いますが、資産運用は、人間がやることなので、どうしても感情が入って、いきあたりばったりの判断を行いがちです。
なお、ルールの決め方としては、運用期間と目標利回りをベースにするやり方などが考えられます。
もちろん、そのおおもとになるのは、ライフプランです。お金や運用は、あくまでライフプランを実現するための手段であって、目的ではありません。まずは、いついくら使いたいかを考えます。
お金や運用が目的化していないかを再確認しつつ、もう一度、ライフプランニングから始めてみてはいかがでしょうか。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼
あき99 さん
回答ありがとうございます。
おっしゃるとうりですね。老後資金の目標は立てたのですが、年金がいくらもらえるのか?本当にもらえるのかなどを考えると、貯蓄を増やさなければならないと考えてしまいます。目標額に達するめどが付けば、今を楽しむことも大切ですよね。ありがとうございました。