森本 直人
モリモト ナオトマイホーム取得時期
マネー 住宅資金・住宅ローン 2009/08/09 22:47マイホーム購入時期についてご教示願います。
家族構成:会社員(38歳)妻(37歳)子(10歳)子(5歳)
手取り月収50万円(賞与手取り250万)
現在、社宅住まいで月4万円の負担です。(転勤族です。)
現在貯蓄は預貯金1,000万円、会社財形で600万円、積立くん245万円(来年9月償還)程度あります。知人より会社員の利点を活かしローンを組み、インフレリスクに備えてマンションを購入し、他人に貸して家賃収入を使用して財産を形成してはとのアドバイスを受けました。家は将来必要で税務面でも優遇されるのではないかとの期待もあることから悩んでおります。良きアドバイスを頂ければと思います。
どにーちょさん ( 静岡県 / 男性 / 38歳 )
財産形成の方法について
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どにーちょ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
マンション投資で、財産形成を検討されているとのこと。
必ずしも上手くいかないとは思いませんが、この場合、不動産賃貸事業になりますので、今のお仕事の片手間で、物件選びの他、入居者募集や管理、関連法規や税務、会計など、いろいろと勉強しなければならないことが出てきます。
素人なりに、この分野に手を出して、本当に大丈夫か、という点をもう一度、考えてみてください。
ちなみに、一般の会社員の方でも取り組みやすいのが、金融資産を使った長期分散投資という方法です。
最近は、金融資産による運用も簡単ではなくなってきていますが、専門家のサポートを受けながら、慎重に計画を立てて取り組めば、元本を損なわないことを重視しつつ、年平均3%程度の運用は、それほど難しくないと、私は、考えています。
日本は、異常に金利が低いですが、海外では、年3%程度の運用は、ごく一般的なことです。
例えば、今ある貯蓄のうち、1000万円を長期分散投資の方法で運用し、仮に年3.6%で20年間、複利運用をしたのと同じ成果が得られたとした場合には、20年後には、税金・手数料は考慮せず、約2倍に殖えます。運用益は、約1000万円です。
退職年齢や退職金などの情報が分かりませんが、例えば、上のような方法をとれば、インフレ対応も出来ますし、マイホームは、退職後にローンを組まずに購入するという発想も出てきます。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼
どにーちょ さん
大変参考になりました。
マンションはやめておきます。
これを機会に少し勉強してみようと思います。