森本 直人
モリモト ナオト貯蓄・運用のベストな方法は
マネー お金と資産の運用 2009/04/05 17:3247歳の専業主婦です。
48歳の地方公務員の夫、子供なしです。
5年前に公務員を退職し、その際の退職金等のうち1,000万円の定期預金が来月満期を迎えます。
今の金融状況・社会状況ではこの後どのように貯蓄または運用すればよいか悩んでいます。
子供がいないので、老後のためのお金に、と考えているので、元金は減らしたくないけれども、ある程度の利息・利益は欲しいです。
現在は他に10年変動の国債(5年目)を持っており、国債も考えているのですが
今後の社会情勢では国債も信用できるか不安です。
ご教示よろしくお願いいたします。
ぽちきちさん ( 佐賀県 / 女性 / 48歳 )
運用とリスクの考え方
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ぽちきち様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、元金は減らしたくないけれども、ある程度の利息・利益は、欲しいとのこと。
元本保証の運用にこだわる場合は、定期預金や個人向け国債などが候補になります。具体的には、金利が上がったタイミングとか、金融機関のキャンペーンを狙う方法などが、考えられます。
それから、日本国の信用リスクについて、不安を感じておられるようですが、それよりも不安なのは、増税や年金目減りにより、生活が脅かされることです。
ですので、家計の状況によっては、リスクをとることで、リターンを高める運用方法が、かえって、くらしを守ることにもつながります。
もし、リスクをとって、リターンを高める運用を検討される場合は、長期分散投資という方法があります。基本は、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式の各カテゴリに分散投資をして、長期で保有し続けることです。
このような運用方法は、株価変動リスクや為替リスクを取りますので、元本保証ではありませんが、株価や為替は、上がったり、下がったりしますので、計画的に、時間を味方につけた運用を実践することで、ある程度まで、リスクは軽減できると考えられます。
ただ、変動があるということは、運用の巧拙や運の要素も出て来るということです。
最近は、変動幅も大きくなっていますので、必要に応じて、信頼できるアドバイザーと相談しながら、慎重な計画を立てると、より安心感を持って、運用を継続できると思われます。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
評価・お礼
ぽちきち さん
株価や為替の変動のある商品に手を出すことは
とても勇気のいることですが
分散比率など考慮してこれから検討していきたいと思います。
ありがとうございました。