森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「金融資産による運用もおすすめです。」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
森本FP事務所 代表
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老後の住宅、購入時期について

マネー 住宅資金・住宅ローン 2008/10/07 09:20

よろしくお願いします。
現在、家賃11万の賃貸マンション暮らしです。気に入った中古マンション(ターミナル駅徒歩2分、築5年、3000万円、現金で購入予定)があり購入を検討しています。しかし、最近の経済状況をみていると、年金支給開始年齢が繰り下げになるのではないかとの報道もあり、しばらく多額の出費は控えるべきなのか、とも思いますし年齢的にはそろそろ老後の住まいを手当てしたおいたほうがよいのではないか、とも思い悩んでおります。
夫59歳(定年65歳)、妻53歳、子どもなし
夫年収1200万、金融資産約5000万円、不動産(別荘)評価額約700万円、公的年金以外の老後の収入予定:個人年金;夫60歳より年額100万10年間と年額22万終身、養老保険;夫61歳250万(それまで死亡保障2000万円)、退職金約500万(転職したため、前職ですでに1度退職金は受給しています)

のびのびさん

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

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金融資産による運用もおすすめです。

2008/10/07 18:03
( 5 .0)

のびのび様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

3000万円の中古マンションを現金で購入予定とのこと。

現在の家賃が11万(年間132万)ですので、あと23年程度で元がとれるという計算でしょうか。

ただ、実際には、仲介手数料、管理費、修繕積立金、固定資産税などが掛かりますし、災害リスク等も自ら負担することになります。

また、マンションが、老朽化してくると、管理や修繕や建替えの問題などが生じてくる可能性もあります。

住宅の購入は、金銭面だけで判断すべきではないと思いますが、くらしを守るという観点から言えば、そのまま金融資産による運用を継続するのもひとつの選択です。

現在の金融資産の内訳がわかりませんが、例えば、今ある金融資産のうち3000万円を長期分散投資の方法で、仮に、年3%で複利運用できたとしたら、23年後には、約5921万円になります。年4%だと、約7394万円です。
※但し、税金・手数料を考慮せず、期間中の運用利率は一定と仮定します。

最近は、米国発の金融不安が、何かと話題になっていますが、今の時期は、ある意味では、高値づかみのリスクも少ないと言えるのではないでしょうか。

以上、ご参考にしていただけると、幸いです。

評価・お礼

のびのび さん

早速回答いただきありがとうございました。

マンションは資産ではなく、30年の消費財として考えました。ただ、おっしゃるとおり災害リスクが一番こわく、不安です。

金融資産の内訳ですが、普通預金2500万、定期預金(ネット銀行利用)1000万、個人向け国債1000万、投資信託(日本株、外国債券、外国株いずれもインデックスファンドでほぼ1/3ずつ)400万、株式100万です。普通預金は、ちょうど定期預金の満期が重なったためと、昨年の夏に株式での運用をしばらく見合わせるために退避(?)している現金です。

金融資産の運用にも知識が乏しく、一応教科書的な長期分散投資をしているつもりです。特に現在は投資信託での評価損が大きくなっていますが、我慢して毎月の積み立ては継続しようと思っています。

なかなか難しいのですが、くらしを守ることと、現在の生活の満足の2つの視点から今後のことをあらためて検討したいと思います。ご助言ありがとうございました。

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