Tweet
森本 直人
モリモト ナオト
４０歳手前にして貯金がないとおしまいでしょうか？
マネー 家計・ライフプラン 2008/05/12 18:48３９歳、独身女性です。
両親の離婚からくる生活苦や、後に自己の結婚時元夫の借金返済などで、離婚する時は私は無一文でした。
親も離婚している実家に戻る事も許されず、年齢的に正社員の口を見つける事も難しく、自活をしながら派遣で食いつないでいたのですが、派遣は交通費も自己負担ですので貯金するまでの余裕がありませんでした。
そこへ、会社都合で契約更新不可という不遇があり失業保険だけで生きている状態です。
就職活動は懸命にしておりますが、今後もし何か職にありついて物欲等に惑わされず必死に働いたとしても、同年代の平均貯金額に追いつく事は到底無理なのでは？と滅入ってしまいます。
家賃が５万円の賃貸住まいでその他の生活費（光熱費、携帯などの通信費、食費）も約５万の計１０万円が毎月の支出です。
今年中に就職すると想定して、どれくらいの年収があれば同年代の貯金額に近づくことが出来るのでしょうか？
老後の事を考えると、この歳で貯金ゼロなんて、不安でたまりませんし、冗談でも笑えません。
ミザリーさん
まだ、これからです。
- ( 5 .0)
ミザリー様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
まずは、就職活動が成功されることを祈りますが、家計のほうは、現状で、毎月の支出は、10万円程度と、抑えられているご様子ですので、39歳で貯蓄ゼロでも、これから頑張れば、大丈夫と思いました。
例えば、毎月3万円ずつ、積み立てられる状況をつくり、「長期分散投資」で、元本を損なわないようにリスクをコントロールしながら、仮に、年5%の複利運用ができたとしたら、25年後には、投資元本900万円(=3万円×12ヵ月×25年)に対し、計算上の運用成果は、約1787万円になります。こう考えたら、資産運用を真剣に考えていない同年代の貯金額を逆転できる可能性は、十分ありますね。
※上記の計算は、税金・手数料を考慮せず、期間中の運用利率は一定と仮定します。
ご相談を受けていると、資産運用は、私には関係ないと決めつけてしまう方がいらっしゃいますが、今の日本では、特別なケースを除き、資産運用の機会は皆さん平等に与えられています。今は、貯蓄ゼロでも、これから積み立てていけばよろしいと考えます。
それと、余計なお世話かもしれませんが、過去の不遇は、もう水に流しましょう。前向きな考え方で面接に臨まれた方が、採用する側も採用しやすいはずです。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
評価・お礼
ミザリー さん
ご丁寧にありがとうございました。
（評価遅くなりすみませんでした）
近々、久々に書類が通って面接に行ける企業が出てきましたので、頑張って臨んでみます。
