森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「最適なプランは、人それぞれです。」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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生活費に対する家賃の割合が高い生活について

マネー 住宅資金・住宅ローン 2008/01/24 11:49

いろんな方々からのご意見をお伺いしたく、相談させていただくことに決めました。

私(24歳)は今、同い年の夫と一緒に暮らしています。
1年ほど、1Kのマンションで暮らしていたのですが
2人で生活するにはあまりにも狭く
毎日の家事(特に狭いキッチンでの食事作り)が苦痛で仕方なかったのと
今の住まいの土地柄があまり良くなく、居心地の良さを感じられないため
私が精神的に辛くなってしまい、引っ越しを決意しました。

収入の2.5〜3割以下の家賃が一般的であるということは重々承知していたのですが
住み心地のいい地域で、まさに理想通りの賃貸マンションを見つけ
家計簿を前に夫婦で話し合い、その結果、契約しました。

夫のみの収入は、家族手当込で毎月21万5千円ほど(新年度より昇給の可能性あり)
ボーナスは年3回で出来高制なので固定ではないですが
平均で1回が20万ほど、年間で手取り60万はあります。
ちなみに2007年度は手取り80万以上ありました。
私のパート代は月5〜6万ほどでした。
引っ越しの初期費用がかさんだことで
今現在の貯金は正直それほど多くありません。

そして肝心の家賃なのですが、今までの1Kの家賃は5万
これから暮らすマンションの家賃は、共益費等合わせて9万3千円です。 続

補足

2008/01/24 11:49

私は引越しに伴い、1月末で退職しなければならないのですが
すぐに新しい仕事を探そうと思っています。
できるだけ今のパートよりも長時間働ける職場を探そうと思っています。
ちなみに私が正社員で働くのは難しい状況です。
(1度しばらくの間働いていたことがあったのですが
すれ違い生活になったため、気持ちまですれ違ってしまい
離婚の危機にまで陥り、話し合いの末、辞めました)
というわけでお伺いしたいのが、生活費に占める家賃の割合のことです。
引っ越し先のマンションの家賃は、年収から見れば、夫の収入のみでも3割以内ですが
月収から見れば私達2人合わせても3割を超えてしまいます。

こちらのサイトを拝見していると、私達のような場合
ほとんどの専門家の方々が引っ越しを進めておられますが
(応援しておられる専門家の方々は確かにおられますが、ごく少数の方々のように思います)
本当に生活していくのは難しいのでしょうか?
収入が低いのに居心地のいい生活を求めるのは身分不相応でしょうか・・・?

私達は車は持っておらず、これから先も購入するつもりはありません。
そのため駅から比較的近く、治安のいい場所を選びました。
また、私達はローンなどは抱えておりませんし
お金をかけなくても一緒にいるだけで楽しいので
年に1度旅行をしたり、1か月に1・2度外食するくらいの贅沢しかしていません。

夫は「たとえ7万のマンションに住んでても
駐車場代とか車の保険料やら車検代
それに奨学金返済してる人もいるやろうし
親に仕送りしてる人もいると思う。
そう考えたら、そういうのがない俺らは十分やっていけるんじゃないか」と言います。

節約できるところはがんばるということで
近日中に引っ越しするわけですが
このような私達の考えをどのように思われますでしょうか?

こんぺいとうさん ( 兵庫県 / 女性 / 25歳 )

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

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最適なプランは、人それぞれです。

2008/01/24 14:38
( 5 .0)

こんぺいとう様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

ご相談内容、拝見しました。収入の25%〜30%以下の家賃が一般的というのは、あくまで目安であり、絶対的なものではありません。

まだお若いですし、今の収入が永遠に続くわけでもなく、すぐに出世して負担感のない金額になるかもしれませんし、例えば、親御さんからの相続予定があり、老後資金等をせっせと貯蓄しなくても良いケースなどもあります。

ですので、最適なプランは、人それぞれです。人それぞれゆえに、お金の専門家の存在価値があると、思っています。

なお、ライフプランとは、お一人お一人異なるもので、また、時間と共にどんどん変化していくものです。

例えば、住宅ローンを組むことは、30年なり、35年なり確実に住む予定であれば、計算上は、同じ部屋に賃貸で暮らすよりは、有利になるでしょう。今は、超低金利ですし。しかし、お子さんが生まれたり、ご両親と同居しなければならなくなったり、収入が増減したりと、ライフプランの変化に対応しづらくなるデメリットがあります。

その意味で、今回、住宅購入等ではなく、少しだけ家賃高めの賃貸を選択したのは、収入面に若干の不安を感じている中での選択としては、わるくないと思います。

以上、ご参考にしていただけると、幸いです。

評価・お礼

こんぺいとう さん

「最適なプランは、人それぞれ。
人それぞれゆえに、お金の専門家の存在価値がある」
なるほど、納得です。
と同時に、ホッとしました。
そして最後の、私達の選択は悪くないというお言葉、安心を通り越して嬉しかったです。
前向きに節約を頑張っていけそうです。
さっそく新しい土地でのお仕事探し、始めていきます。
居心地のいい家に住むのだから、頑張らないといけませんね♪
本当にありがとうございました。

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