森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「今後のアクションプランについて」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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森本 直人

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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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財形住宅貯蓄について

マネー 税金 2007/12/26 00:46

財形住宅貯蓄と非課税限度額についてアドバイスをお願いします。

入社以来約10年、会社で住宅財形貯蓄を続けております。現在のペースのまま積立を続けると、あと8ヶ月後に550万円に到達しそうです。
今後のアクションとしては、どのような行動に出るのが良いのでしょうか?
選択肢としては、
1. 毎月の積立額を減らし、550万円に到達する時期を遅らせる
2. 積立を休止し(2年が限度?)、550万円に到達する時期を遅らせる
3. 課税されることを気にせず、このまま積立を続ける
を考えているのですが、その他にオススメの方法がありましたら教えていただきたく思います。

また、当社には「財形奨励金」という制度があります。例えば毎月1万円積立てる場合、給料からは1万円が天引きされ、それに加え会社が500円(5%)出してくれて、実際は1万500円積立てていることになる、というものです。この会社からの5%というのが大いに魅力的であるため、積立額を減らすどころか、毎月の積立額をもう少し増やしたい、という気持ちも本当の所あります。

実際の住宅購入は5〜10年後を考えています。ローンを組む額をできるだけ少なくしたいため、それまでの間にできるだけ多くの頭金を貯めることを考えています。
アドバイスよろしくお願いいたします。

Tommy-Uさん ( 大阪府 / 男性 / 34歳 )

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

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今後のアクションプランについて

2007/12/26 17:50
( 5 .0)

Tommy-U様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

ご質問拝見しました。住宅財形貯蓄は、一定の条件のもと利子が非課税になり、住宅ローンを組む際に公的融資制度が利用できるなどのメリットがあります。

お勤めの会社では、さらに独自の「財形奨励金」制度による上乗せがあるようですが、いただいた文面を拝見する限り、年5%の奨励金が付くのは単年度で、その後も会社が「年5%の複利運用」をしてくれるという意味ではありませんよね。

であれば、ご自分で「年5%の複利運用」を目指すのもひとつの選択肢です。

具体的な計算例を示しますと、例えば、毎月3万円+1500円、年1%の半年複利で10年間積み立てれば、約397万円になりますが、仮に、毎月3万円ずつ投資して、年5%のペースで10年間の複利運用ができれば、計算上の運用結果は、約466万円になります。ちなみに、現在ある500万円についても年5%で複利運用ができれば、10年後には、500万円が約814万円になります。
※但し、上記の計算は、税金・手数料を考慮しておりません。

もちろん、「年5%の複利運用」には、投資リスクが伴いますので、適切なリスクコントロールが必要ですし、元本保証ではありませんので、最終的には、Tommy-U様の心理的なリスク許容度その他のお考えを伺った上で、綿密なライフプランシミュレーションを実施し、アクションプランを考える...
というのが本来のコンサルティングの流れです。

以上、ご参考にしていただけると、幸いです。

評価・お礼

Tommy-U さん

アドバイスありがとうございました。
はい。仰る通り、5%というのは、あくまで金融機関に預金する際に追加で預金されるものであり、利息は金融機関のそれに基づきます。
財形貯蓄のような「貯蓄」だけでなく、投資という「運用」も(素人なので、まずはリスクの低そうなものから)検討したいと思います。

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