森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「個人型確定拠出年金のメリット・デメリット」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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個人型確定拠出年金か個人年金・税金

マネー 投資相談 2007/12/09 23:45

個人年金保険か個人型確定拠出年金の加入を検討中です。
今は個人年金保険(積立)年末調整にかかる養老タイプは戻り率がよくないとききました。
個人型確定拠出年金の場合は(私は第2号被保険者)
節税になるとききましたが、
毎年の手数料分もメリットがあるかと思案中です。

年齢44歳(女、扶養家族なし)年収200万
生命保険は5万控除、
(今年は約6万円市民税を払いました。)

現時点&将来、どちらの加入が税金面でよいでしょうか?

ruru044さん ( 富山県 / 女性 / 45歳 )

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ファイナンシャルプランナー

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個人型確定拠出年金のメリット・デメリット

2007/12/10 09:19
( 5 .0)

ruru044様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

個人年金保険か個人型確定拠出年金の加入をご検討中とのこと。

まず、個人型確定拠出年金の税制メリットは、下記の3つです。
・拠出時 掛け金は、全額所得控除の対象となるため、所得税、住民税の節税になる。
例)18,000円×12×(所5%+住10%)=32,400円-手数料の節税効果
・運用時 分配金、売却益等の運用益には、税金がかからないため、複利運用効果が大きい。
例)通常の預貯金なら20%の源泉分離課税
・給付時 年金受取の場合は、公的年金等控除を受けられる。
     一括受取の場合は、退職所得とみなされ、退職所得控除が受けられる。
例)退職所得控除額40万×15年=600万なので、一括受取なら税金はかからない
※いずれも現在の法令に基づくもの。

ちなみに、個人年金保険にも拠出時、運用時、給付時の税制メリットはありますが、拠出時の所得控除に限度額があったり、年金受取時に一般の雑所得扱いになったりと、仕組みの違いがあり、軍配は個人型確定拠出年金に上がります。

一方、個人型確定拠出年金の最大のデメリットは、原則60歳までは現金化できないことです。個人年金保険なら、中途解約もできますし、契約者貸付制度を利用できる場合もあります。

最終的には、ruru044様のライフプランに合わせて選ばれると良いでしょう。

評価・お礼

ruru044 さん

ありがとうございます。長期の買い物なのでよく考えて検討します。

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