国産の木で安心な高耐震住宅を
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日本は、国土に対する森林の面積(森林率)がフィンランドど1位2位を争うくらいの森林大国であることはあまり知られていないと思います。その森林大国である日本での木材の輸入率が、使用される木材の90%である矛盾はもっと知られていない事です。
日本は自前の木が使われないで、世界から木を輸入しつづけている歪んだ構造をもっています。その為に、世界での森林減少に手を貸し、時には違法伐採の一因となっています。
一方国内では、木が使われない為に林業が衰退し、手入れがされない山が荒れ放題になって生物多様性がおびやかされたり、下生えが生えない森では土が流れてえぐられて、保水機能が落ち水源地としての危機も感じるほどです。
ウォータービジネスを狙っている外資が、そうした日本の山を買い占めようとしているという噂も絶えません。
日本の木は植林から60年経ち、今は伐採期を迎えています。地産地消で地元の地域材を使った家づくりが徐々に注目されてきています。輸入木は違法伐採の問題もありますが、最近では価格が安いということでホワイトウッドという木が多量に出廻っています。これは、スプルスという柔らかい木を集成材にしたもので、スプルスは本来内装材です。これを安いといって構造材に使うのは心配です。
本来、日本の木で土台はヒノキかヒバ、柱は杉かヒノキ等々と日本の土地で生まれて風土にあった構造材が一番安心なのです。
そこで、神奈川・東京近郊で地産地消に使える「富士北山の木」をご紹介します。
「富士北山の木」はなだらかな霊峰富士の麓で育った素直な木です。 これを葉枯らしの天然乾燥で20%前後まで含水率を落とした杉・ヒノキが富士北山の木です。
森林認証というSGEC規格で管理された森と製材所で製材される、産地証明がされる木材です。
この木を産地直送で、現場の工務店に届けるプロジェクトが「富士北山の木」です。
産地直送なので輸入材と比べても高くありませんし、何より産地の顔が見える安心安全な木材です。この木を使った高耐震工法を「杜の家」工法と名づけました。
「杜の家」工法は、無垢材対応の金物工法と特殊ビスによる5倍耐力壁で耐震等級3が軽々とれてしまいます。
それでありながら、開口が大きく取れるので光と風を取り入れるパッシブデザインの家が設計できます。
詳しくはこちらを見てください。国産の木で安心・安全な住みやすい家が建てられます。
http://office-ew.com