寺崎 芳紀(経営コンサルタント)- Q&A回答「株式会社アースソリューションの寺崎でございます。」 - 専門家プロファイル

寺崎 芳紀
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寺崎 芳紀

テラザキ ヨシノリ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
株式会社アースソリューション 代表取締役
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個人事業継承

法人・ビジネス 独立開業 2021/06/20 22:59

義父が個人事業主で電気工事業を営んでおり年齢的に会社を継いで欲しいと言われました。私は娘婿で違う会社で働いているのですが義父の会社を継げるのでしょうか?手続きなどを教えていただきたいのですが。

修一さん ( 福岡県 / 男性 / 36歳 )

寺崎 芳紀 専門家

寺崎 芳紀
経営コンサルタント

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株式会社アースソリューションの寺崎でございます。

2021/06/22 10:51

ご質問いただき、ありがとうございます。
あくまで一般論としてのご回答となりますが、ご了承くださいませ。
より詳しいアドバイスをご希望の場合は、税理士等にご相談されますことをおすすめいたします。

結論から申しますと、義父様から事業を承継することは可能かと思います。

法人(株式会社を前提とします)の事業承継手続きであれば、経営の承継(人的承継)と自社株の承継(物的承継)の2つを併行して進め、先代から代表取締役の地位(取締役会があれば決議を受ける)を引き継ぎ、同時に自社株の承継で支配権を得ることにより、形式的に手続きが完了します。

これに対し、今回のご質問のような「個人事業」の場合、代表取締役という法的な地位も株式もないため、法人とは手続きが異なります。
個人事業主の承継は、後継者(今回のケースでは貴殿)が事業を開業することで人的承継が行われ、先代から事業用資産・債務を引き継ぐことで物的承継が完了します。

個人事業主の事業用資産・債務を引き継ぐ方法としては、「売買」「贈与」「相続」のいずれかに当てはまります。

売買とは、いわゆる事業譲渡(M&A)です。
金銭による売買契約を締結し、先代に売買金額を支払う形態です。
売買金額の設定に先立ち、契約前にデューデリジェンス(事業の査定)が必要です。

贈与は、先代様のご存命のうちに、親族等に贈与を行うことです。先代に資金的余裕があり、または後継者が若くて資金的余裕がない場合に、選択されることが多いようです。

相続は、文字通り相続です。または遺言等による遺贈も含まれます。

私からお伝えできることは以上となります。
より詳しいアドバイスをお求めであれば、税理士や司法書士等にお尋ねくださいませ。

今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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