こんにちは。つくばオーラルケアクリニックの飯田です。

　直接拝見しているわけではありませんので、確定的なことは申し上げられませんが、私の個人的な意見としてご理解いただければと思います。

　まず、口内炎の薬というのは軟膏のことでしょうか？歯を抜いた後の穴というか傷口に口内炎用の薬を塗布することはありません。通常は口内炎の軟膏はステロイドが含まれているため、炎症を抑える働きがありますが、傷が治ろうとするプロセスを邪魔することになるため使いません。歯を抜く時にした麻酔の注射の痕が口内炎のような状態になる場合がありますが、その部分に塗布したのであれば、「そういう使い方もアリかな」と思わないでもありません。

　ビタペックスは主に乳歯の治療で使用しますが、状況によっては大人の歯の根の治療でも使用する場合もあります。ビタペックスもレントゲンでは白く写りますが、レントゲン写真の所見については何とも申し上げられません。

　虫歯の治療で古い金属を残したまま型取りして、その上に新しい修復物を装着することはあり得ないと思います。虫歯の取り残しがなければ、おそらく臨床上は大きな問題にはならないかもしれませんが。

　治療費用については基本的に保険診療の費用は全国一律です。但し、初診料や再診料、レントゲンについては、施設基準というのがあって、設備の有無や診療体制により、値段が変わってくる項目もあります。
　また、半年に一度は健康保険の治療費用の改定や見直しがございます。最近は金属材料の値段の高騰に伴い、ここ数年は徐々に上昇しております。従って同じ治療でも以前と同じ値段とは限りません。詳しくは領収書や明細書でご確認くださいませ。

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