都外川 八恵
トトカワ ヤエ「ハズし」のバランス。
-
人って。
「統一感」があるだけでもツマラナく感じるし、
バラバラしすぎの「変化」ばかりでも落ち着かない。
これって、「配色調和」だけに限らず、
すべてのコーディネートに言えると思う。
要は、「統一感と変化のバランス」
これにつきるよね。
例えばのような画像。
ほとんど色相は赤~黄赤にかけての似た者どうしの
統一感たっぷりの「類似色相配色」。
こんなスタイリングだからこそ、
素材感の違いや、それが醸し出す表情に目がいく。
また、「統一感」があるからこそ、
ザックリなローゲージニットと細いベルトの対比を楽しんだり
シルクシャツやスカートや帽子のエレガントさと
スニーカーのカジュアルさの対比を楽しんだりすることができるのだ。
このスタイリングの場合は、
たまたま色の統一感だったけれど、
それは、色以外でもモチロンいい。
スタイリングには
色も、質感も、柄も、形もあるのだから。
でも、概して言えるのは、
「統一感」があるからこそ、「ハズし」ができるわけで。
統一感がない「ハズし」は、
ただの「ハズれちゃっている」ということになる。
「ハズしている」、と「ハズれちゃっている」。
これは、似ているようで天地ほど大きな違い。
違う例で表現すると、
「自分に似合う」ものを知っているからこそ
初めて、「ハズし」ができるわけで。
似合うものを知らずに「ハズす」と
それは、ただの「ハジ知らず」となるのだ。
若いうちはまだいいが、
大人になってもまだこの状態だと、ちょっとハズかしい。
洋服だけが悪目立ちしたり、
洋服に対して自分だけが浮いてしまったり。
やっぱり、どうにもこうにもバランスが悪い。
自分を知っているからこそ、
「遊び」ができ、
「余裕」が出てくるんだと思う。
締めきり迫る!
2日間限定、少人数限定
アナタに似合うアイテムを提案する
「ショッピングツアー」はコチラ!
http://ameblo.jp/cocolor-biz/entry-11400294160.html