安藤 智洋(しつけインストラクター)- Q&A回答「先住犬のコントロールが重要です」 - 専門家プロファイル

安藤 智洋
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安藤 智洋

アンドウ トモヒロ
( 奈良県 / しつけインストラクター )
出張トレーニング トイ・トイ・トイ 代表
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先住犬が子犬に噛みつく

2023/07/03 16:57

初めて質問します。
フレンチブルドッグ7歳(メス避妊済み)がおり最近、同じフレブル5ヶ月(メス)を迎えました。実は2ヶ月の時に迎え入れており子犬をケージ内、先住犬をフリーで飼育していました。その時から先住犬が唸り吠えてケージに噛みついていましたが、お互いに見つめ合ったり子犬のケージのまえで先住犬が寝たりと少しずつ打ち解けられそうだとおもっていた矢先
先住犬がケージを噛みその歯で大怪我していまい治るまで別部屋で飼育しています。先住犬は元々、他の犬と交流が苦手で攻撃的な部分があり多頭飼いに不安を感じながらも迎え入れました。
先日やっと先住犬の怪我が落ち着いたので二匹をフリーにしてみたところ、先住犬が子犬の上に乗り耳や首に噛みつき子犬がキャンと泣いても離さず流血したので水をかけて引き離しました。
ゆっくり時間をかけて慣れていけばと思っていますが、これから先仲良くなれるのでしょうか?散歩の時はお互いを見合って近付いても気にしていない様子です。
宜しければアドバイスをお願いします。

ももぷりさん ( 福岡県 / 女性 / 37歳 )

安藤 智洋 専門家

安藤 智洋
しつけインストラクター

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先住犬のコントロールが重要です

2023/07/08 12:23

ご質問ありがとうございます。

先住犬と5か月の子犬との共生にお困りなのですね。
唸っているだけ、噛んでも血が出ていない程度の噛みであれば、そのまま続けさせて、犬同士で解決させましょう、と言いたいところなのですが、血が出るほど噛んでしまうという事では、なかなかそうもできませんよね。

喧嘩はすればするほど、お互いの興奮にもなりますし、敵対心をもってしまいます。
お散歩では気にしていないという事ですから、とんでもなく相性が悪いというわけではなさそうですね。

まず大事なことは、先住犬をコントロールできるという事です。子犬は別にしておいて、先住犬がしてはいけないことをしようとしたら、「ダメ」と注意をしたらやめれるようにしなければいけません。飼い主さんのいう事を聞く練習です。
物をわざと落として、取りに来ようとしたら、止めて諦めさせる、やある部屋に入ろうとしたら、ダメで入るのを諦めさせるといった具合です。言葉で止めることが最初は難しいので、リードで止めてもOKです。

それと、室内ではいきなり2頭とフリーにしないことです。先住犬はフリーのまま、子犬を床に座って抱っこしてみましょう。子犬は先住犬の方を見ないようにしてくださいね。

それで、先住犬が噛みにいかないのであれば、子犬にリードをつけて短く持っておき、あちこち行けないようにしましょう。少しずつ、慣らしてあげることが必要です。

思っておいてほしいのは、現在は、室内では、先住犬にとって、子犬は敵だという事です。

まずは、外から来た知らない子が自分の家を荒らしに来たわけですから、「この子はあなたに害をあたえない」という経験を先住犬に感じさせてあげなければいけません。

お散歩のときには、気にしないのですから、一緒にお座りをさせておやつをあげたりもしてくださいね。

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