貴重なご意見
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2011-11-12 14:41
AOでは、裏側矯正のブラケットに工夫をしています。
上の写真の向かって左側と右側は同じ会社のクリッピーLというブラケットです。しかし、同じ会社のブラケットでもデザインは全然違います。そこで、直接、装置を着けて、クリッピーLの中でも、一番違和感が少ないデザインを使用しています。
ちなみに向かって右側の方が違和感が圧倒的に少なかったです。
さらに、既存のブラケットをそのまま使うだけでは違和感が強く口内炎や発音の問題がでてきやすいです。
写真の矢印のウイングの部位がひっかりやすくトラブルをおこしやすいです。
そこで、必要がないフックを外してブラケットのウイング(ワイヤーを結ぶためにゴムや結さつ線をひっかける部位)を柔らかいレジンで埋めています。
これは、患者さんから気になるところをどんどん指摘していただき、技工士とともに改善していきました。
髪の毛一本だけでも敏感に感じる口の中ですから、ちょっとした工夫だけで違和感が全く違います。
たくさんの意見が診療のクオリティを上げてくれます。
患者さんが一番教えてくれるな先生ですね♪