東海林 貴大(歯科医師)- コラム「見えない裏側矯正のメリット 2」 - 専門家プロファイル

東海林 貴大
見えない裏側矯正の専門家

東海林 貴大

ショウジ タカヒロ
( 東京都 / 歯科医師 )
医療法人社団渋谷矯正歯科 院長
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見えない裏側矯正のメリット 2

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2010-09-29 18:37

前回に引き続き、裏側矯正のメリットをお話します。
まず、むし歯に関してですが、装置を着けるとその周囲をきちんと歯磨きをしないとむし歯になってしまうということが懸念されます。矯正治療中はいつも以上に一生懸命、歯ブラシや定期的なメンテナンスをがんばらなくてはいけません。
ただし、歯の裏側というのは表側よりもエナメル質の層が厚いのでむし歯になりにくくまた、万が一、むし歯になってしまった場合も、裏側であれば、目立たないということがあります。
そして、表側の矯正治療で多いトラブルにエナメルクラックという矯正装置を外す時に表側のエナメル質にひびが入るようなを傷つけてしまうことがあります。


裏側矯正では装置を外す時も表側にはダメージをあたえないのできれいなエナメル質を保存できます。
表側の歯がむし歯になってしまったり、傷ついてしまった場合は、どんなにきれいに治しても長期的には変色してしまうことが多いので絶対に避けたいです。


また、見えない矯正治療の場合は前歯を引っ込めやすいということがいえます。固定源となる奥歯が、裏側からの矯正の場合は動きにくいので、それだけ前歯をしっかりと後ろに引っ込めることができるのです。

そしてさらに舌に装置が当たるので舌を前に出さなくなりスムーズに前歯が後退します。
それにより、横から見た口元も美しく仕上がり、舌を前にだす癖がある人は改善することができるのです。

そのほか、スポーツなどで、口元が何かにぶつかっても、装置は歯の裏側なので唇を傷つけることがありません。
サッカーやラグビー、格闘技などのボディコンタクトのあるスポーツをしている方も安心です。
たくさんのメリットの話をさせていただきました。
次回は気になる裏側矯正のデメリットについてお話します。

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