稲垣 史朗
イナガキ シロウコンクリート外壁に多数のビスを打つ弊害
住宅・不動産 住宅設計・構造 2017/05/31 21:22二階建てコンクリート外壁 コンクリートは工場生産のPC 水セメント比45% 軽量骨材使用 内部に微小な独立気泡が有りますがALCではありません 壁の厚さ120M位 かぶり30M位 にサイディングを 取り付ける為 厚さ15M位の胴縁を400M位の間隔で ビスを下穴を開けてから壁から深さ30M位迄まで 無数に打つ予定ですが コンクリートに与える影響が心配です 鉄骨等は無く壁工法の二階建てです 将来壁の強度に悪影響が有るでしょうか ビスはステンレスをつかいます
plmさん ( 愛知県 / 男性 / 68歳 )
長い目で見れば影響が出るかもしれません
plm 様
一番気を付けなくてはイケない事はタダ1点です。
既存コンクリートにビスを打つ場合には、ビスとコンクリートの間にコーキング材を埋めて処理を1本、1本して行きますが、、、
経年変化によるサイディングとの間に「湿気」「雨水」「台風による雨の侵入」等々の自然による風化や経年変化が当然考えられます。
即ち、その後の変化は立地条件や寒暖の差など等の諸事情により一概には言えませんが「水分や湿気」が侵入する可能性は「完全に無い」「絶対ない」とは誰も言い切りが出来ませんので、出来ればサイディングの後付けはお止めになる事をお奨め致します。
当然ですが「水分や湿気」という成分の侵入がどの様な結果をもたらすかは言わなくてもご理解頂けるものと思います。