稲垣 史朗(店舗インテリアデザイナー)- Q&A回答「フロアーコーティングには其々に特徴があります。」 - 専門家プロファイル

稲垣 史朗
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。

稲垣 史朗

イナガキ シロウ
( 神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー )
パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
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フロアコーティングの必要性と種類

住宅・不動産 リフォーム・増改築 2015/09/04 09:40

フロアコーティングの素材はどらがよいのでしょうか?

メンテナンスが楽、
キズが付きにい、キレイな状態を長く保てるのがメリットと感じてます。


シリコン、ガラス、UVとかあるようですが、
違いは何でしょうか。

長持ちするのは?
キズが付いた時に補修できるのは?

やまやまさんさん ( 東京都 / 男性 / 36歳 )

稲垣 史朗 専門家

稲垣 史朗
リフォームコーディネーター

6 good

フロアーコーティングには其々に特徴があります。

2015/09/04 18:58

やまやまさん 様

今回はご指摘の3つのシリコン、ガラス、UVの3種類で比較検討して見ましょう。

A 特徴

1 シリコンはシリコン樹脂を用いた塗装です。
  油性と水性の2種類のタイプがあり耐久年数は10~20年以上で表面の硬度は5H以上
  となります。(3つの中では一番硬度が柔らかいです)

2 ガラスはコーティングは樹脂剤にガラスを用い、最先端のナノコンポジット技術で
  施工するハードコーティングで、耐久年数はシリコンと同じく20年以上で硬度は
  7H~9Hでシリコンと同じです。

3 UVコーティングは特殊な樹脂(ウレタンが主流)を紫外線照射で瞬時に焼き付けて
  塗装するコーティングで耐久年数は20年以上とあり硬度は5H~7Hとなります。

  よって、表面の傷が一番心配ならばガラスコーティングをお奨め致します。


B メリット

1 シリコンは柔軟性に富み素材への密着度が高く、塗り直しもでき特にはっ水効果が
  高く水や薬品に強く滑りにくい特徴があって安心出来ます。

2 ガラスは耐屈曲性に優れており、フローリングの膨張や収縮に強く
  酸化の影響を受けにくく、紫外線の遮断にも優れツヤの有・無を選ぶことができ
  且つ無機化合物を結合した液剤で、耐薬品性も高いとされています。

3 UVコーティングのメリットは、乾燥するまでの待ち時間が少なく即入居が可能となり
  耐摩耗性に優れ、耐水性・耐薬品性にも強いとされています。


C デメリット

1 シリコンのデメリットを敢えて言えば、施工価格はやや高めで乾燥までにかなりな
  時間を要し直ぐには入居はできない(完全乾燥は1~2日程度必要となります)

2 ガラスコーティングで一番に挙げられるポイントは価格がとにかく高価となります。

3 UVコー天狗は現場での再コーティングが不可能となります。
  それは特殊な機材を要するためです。


結論:以上のポイントから言って、やまやまさんのご希望に合うコーティング方法は
   価格的には高価となりますが、ガラスコーティングを推奨致します。

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