稲垣 史朗
イナガキ シロウ売却した中古住宅の門扉のカギが壊れていた、修理は?
住宅・不動産 住宅・不動産トラブル 2015/04/30 00:05中古住宅を売却したが、門扉のカギが壊れていた。決済のときにそのことを通知したが、引渡しから3日後に買主から修理してほしいとの要求があった。売主が修理代金を負担しなければならないのか? 設備表にはカギの不良は記載していない。また、物置のカギは紛失しまったが、カギの交換を要求されたが、売主負担になるのか?
yuki2015さん ( 東京都 / 男性 / 60歳 )
中古物件にでも瑕疵担保責任が問われます。
yuki2015 さま
基本的には中古物件でも瑕疵担保責任が問われます。
参考) 売買契約の目的物(宅地または建物)に、契約の締結当時に既に欠陥・キズ
(隠れた瑕疵)があった場合、売主が買主に対して負う責任のこと。
売主が買主に対して負う責任とは、瑕疵の修復をしたり、損害が発生した場合に
損害金を支払うこと。
売主が責任を負う期間は、民法では、買主が瑕疵を知ってから1年以内としている。
宅建業法では、売主が不動産会社の場合は、引き渡しの日から2年以上とする
特約を除き、民法より不利な特約は結べないことになっている。
と言うように、売主が背負う瑕疵担保責任の範疇がありますので「鍵」の交換はしなくてはならないでしょうね。