稲垣 史朗(店舗インテリアデザイナー)- Q&A回答「ダイライトの最大の特徴は防火性に優れています。」 - 専門家プロファイル

稲垣 史朗
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。

稲垣 史朗

イナガキ シロウ
( 神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー )
パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
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下地材

住宅・不動産 住宅設計・構造 2011/12/08 23:20

構造用合板か、ダイライトかのどちらを使用するか迷っています。
こちらの素材のメリット・デメリットを教えてください。
ダイライトは値段が倍になると言われたのですが、
ダイライトにした時の効果を教えてください。

ryomaさん ( 大阪府 / 男性 / 32歳 )

稲垣 史朗 専門家

稲垣 史朗
リフォームコーディネーター

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ダイライトの最大の特徴は防火性に優れています。

2011/12/09 06:47

おはようございます。  パウダーイエローの稲垣史朗と申します。

最近良く聞きますが機能的には相違ない素材と言えます。
しかし、適材適所の仕様の仕方に気を付けるべきだと言えます。

ダイライトに関しては言えば別名、火山性ガラス質複層板と言われ構造合板には無い防火性に優れています
特徴的には構造合板より防腐・防蟻性・寸法安定性・透湿性に優れ、外壁通気構法の効果をより高める下地材で軽量となっています。
また、今までに無かった未利用資源を活用したエコな素材と言うことが一つの売りになっていることが特徴ではないでしょうか。

とくに構造合板は接着剤の層は水に弱く、長時間曝露されると加水分解が進みます。
このため、特に外壁下地・屋根下地等の場所には、構造用合板の上から防水処理をする必要があります。
短時間の濡れに対しては乾かせば問題ないですが、木質層が吸水して波打つ場合があったり特に浴室内壁など常時濡れるところでの使用は不適格と言えます。

価格的にコストUPにつながりますので用途に応じて使い分けることも考えられると思います。

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