稲垣 史朗
イナガキ シロウ屋根裏の断熱材について
住宅・不動産 新築工事・施工 2010/05/31 22:48現在、屋根裏収納の為の部屋をDIYしています。
屋根部分に施工する断熱材で悩んでいます。
我が家は垂木と垂木の隙間が320mmです。(高さは55mm)
ロックウールなどの断熱材で幅が合うものがあればと思いましたが探せず、自分が出した結論は発泡系のスタイロフォーム(IB)でした。
試しに40mm厚のものを購入し、切ってはめ込みましたが、垂木のうち損じた釘などがあり、思いのほか施工に手間取っています。
また、厚さ40mmでは当然15mm程の隙間が生じます。垂木の上からベニア板を貼り付ける予定ですが、この隙間は屋根側に設けるべきか、ベニア側に設けるべきか、或いは50mm厚にすべきかでも悩んでいます。
このままスタイロフォームでいくか、ロックウール系の断熱材を切って使う方が賢いのか、プロのご意見を頂きたく、お願い致します。
弥父さん ( 埼玉県 / 男性 / 35歳 )
重要なことは、空気のリターンを作ることです!
- ( 5 .0)
スタイロフォームでもロックウールでも断熱材とし効果はありますが、
現在ではスタイロフォームを推奨する企画認定の住宅が多く見受けられます。、
ロックウールで1mmのの隙間が出ることは、断熱効果から言っても隙間に余計な熱が蓄積されるのでお奨めは出来ません。
スタイロフォームをを選定されたのであれば、プロとしてもやはりその決定を推奨致します。
しかし屋根裏の断熱効果を施しても、
夏場の太陽から受ける熱は想像以上に厳しい状況であることには変わりはありません。
断熱材を入れても屋根裏の温度は蒸し風呂以上の体感温度になるでしょう。
多分40度以上かそれ以上の暑さを感じることでしょう。
そこで必要なことは、空気のリターンをしてあげる必要性があります。
その熱を放出する開口部分があるかないかによって格段の差が出ますから。
出来れば吸気と排気を兼ね備えたような換気扇を付けられることをお勧め致します。
簡易的にするには同じ換気扇を、お互いの取り付ける距離を離して(最低でも1m以上)片方を通常の取り付け、もう片方を逆付けにされれば、簡易的な吸気と排気を得ることが出来ます。
これを、空気のリターンと言います。
現在の住宅では24時間換気システムが義務付けられているように、
空気のリターンが無いと効果は期待できません。
評価・お礼
弥父 さん
ご回答頂き、ありがとうございます。
屋根裏の空気入れ換えに対しては策を練ってありました。
排気には24時間運転できるように、ブラシレスモーターの換気扇を設置済みです。
24時間熱交換換気装置が元々設置されており、その送気側の一つを屋根裏に入れるようにして給気についても考慮はしてあります。
屋根裏換気で少しでも2階夏場の温度が下がればと思って検討済みでした。