しゃりさん、こんにちは。
心理カウンセラーの白浜です。

しゃりさんは苦言もきちんと受け入れて、改善していこうと努力できる方なんですね。とても良い資質だと思います。

まず、しゃりさんが治したいと思っていることを整理してみましょう。
・話が長い(まとまらない)／話のテンポが悪い(間が空いたりする)
・言い訳ばかり／自己中心的な考え／素直に間違いを認められない
・自分が嫌だと思ったことばかりに目がいく／すぐに悪い方向に考える
・プライドが高い
・気遣いができない
・すぐに怒った？等聞く
・話したこと言ったことをすぐ忘れる(その場ですぐに忘れます)
・時間にルーズ
・忘れもの忘れることが多い
この中で、彼以外にご家族やご友人に指摘されたことがあるもの、彼から指摘される以前から自分で自覚していたものがありますか？
もし、ご家族やご友人から特に指摘を受けていなかったり、自分から聞いたことがないのであれば、一度確認してみましょう。
ご家族やご友人からひどく注意されるほどではなかったり、これまでの生活で困っていなかったということなら、今現在しゃりさんが思っているほどしゃりさんは「ダメ人間」ではないと思いますよ。

ただ、
・自分が嫌だと思ったことばかりに目がいく／すぐに悪い方向に考える
・プライドが高い
この2点に関しては行き過ぎると自分が苦しくなるので、客観的な視点を身につける努力をしたほうがいいかもしれませんね。
客観的な視点を身につけるためには、常に物事を俯瞰して見たり、別の人の視点から見るように意識してみるといいでしょう。人は見たいものだけを見ることがあります。しかし、俯瞰して観たり、別の人の視点で見るととそれまで見えていなかったものや考え方があることに気づき、悪い方にばかり考える必要がないと思えるようになるでしょう。
別の視点で見られるようになると自分のことも客観視できるようになり、不必要なこだわりを手放しやすくなります。
また、意識して「楽しいもの、楽しそうなもの」「美しいもの」を探し、やってみたり、何度も思い返すのもいいでしょう。最初は上手くいかないかもしれませんが、意識して探すうちに、嫌なものよりも素敵なものに目がいきやすくなりますよ。

それから、「話が長い(まとまらない)」に関しては、そもそもガールズトークにはそういった傾向があります。ただこれは「気の置けない相手との（意味のない）おしゃべり」に向いているもので、幅広く使えるトークテクニックではありません。特に男性相手には受け入れられにくい話し方かと思います。
この機会に「何を」「どんな目的で」話すのかを意識してみるといいかもしれませんね。

しゃりさんが問題だと思っていることの半分は「程度」の問題であり、人によって許容範囲が変わるものです。彼だけの意見ではなく、多くの人の意見の中で「これくらいできてれば問題ない」というラインを探して実践してみるようにしてはいかがでしょうか。