蘇原 しのぶ(院長 皮膚科医)- コラム「アトピー性皮膚炎の患者さまへ」 - 専門家プロファイル

蘇原 しのぶ
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蘇原 しのぶ

ソハラ シノブ
( 東京都 / 院長 皮膚科医 )
しのぶ皮膚科 院長 院長
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アトピー性皮膚炎の患者さまへ

- good

2015-06-10 06:58

 アトピー性皮膚炎で悩む患者さまを良くしたい

皮膚科医を長年やってきていて、「何とかしなければならない、したい。」と強く思う皮膚疾患がいくつかある。その最たるものが、アトピー性皮膚炎。アトピー性皮膚炎の患者さまは、きちんと対応すれば、普通の人と同じく綺麗な肌になれるのに、なかなか時間の取れない外来診療の現場では、コミュニケーションを不足となり、患者さまを不安に陥れることが多いように感じる。
「敏感肌」と「アトピー性皮膚炎」は違う

アトピー性皮膚炎を理解することは、ちょっと難しいのだ。また、アトピー性皮膚炎ではない患者さまが「アトピーっぽい」とか、「アトピー」=「敏感肌」という意味あいでも、最近は「アトピー」という言葉が使わるため、混乱が起きる。
「敏感肌」と「アトピー性皮膚炎」は違う。「アトピー性皮膚炎」はきちんと対応すれば綺麗になるけれども、軽く考えてしまうと、ひどいしっぺ返しにあう。
「敏感肌」の方たちの治療法を、本当の「アトピー性皮膚炎」の方が試してみたら、わけがわからなくなる。

一番の悩みは「ステロイド」皮膚科医の外来診療の場でのもっとも大切に思うことが、「ステロイド」に対する取り組み方だと思う。わたしは、毎日外来診療で、一から順々に根気よくアトピー性皮膚炎の患者さまに、説明をするようにしている。しかし、外来の現場が大変混んでいる夕方とか週末などは、どうしたって少ししか説明をしてあげられない。
また、その混み入った時間にしか来れない患者さまがいる。普通に学校や仕事場に行っているのだから、当たり前である。

アトピー性皮膚炎の患者さまの支えになりたいアトピー性皮膚炎の患者さまに対するジレンマをずっと抱えていた。
そこで、今回、たっての悲願
「アトピー性皮膚炎」に特化したクリニック
を作りたいと考えている。
「アトピー性皮膚炎」「乾癬」「白斑」などの慢性疾患の患者さまに安心して頂きたい。

「アトピー性皮膚炎」を筆頭に、慢性疾患と呼ばれる皮膚病、「乾癬」「白斑」などがある。これらはどれもこれも説明が必要だ。
その治療の手始めとして、外来でおはなしをすることを、動画にて少しずつ配信させていただこうと思う。

遠方で、当院にいらっしゃれないかたの少しでも安心になりますように。
また、当院へいらっしゃってくださる方は、動画をご覧になり、疑問点がある場合は、直接わたしに、なんなりとおっしゃってくださいませ。
アトピー性皮膚炎は人生と同じ、山あり谷あり。
一生懸命治療をしていても、症状には波があります。

いいときと悪いとき。人生と同じように。

その波を、一緒に乗り越えて、少しずつ小さな波へ変えていきましょう。


微力ですが、そのお手伝いをさせていただけたら嬉しいです




 
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