田中 紳詞
タナカ シンジ鬱病で傷病手当受給中の起業について
法人・ビジネス 独立開業 2013/07/13 15:25現在鬱病で自然退職という形になりました。
傷病手当を受給して6か月目になります。
症状は少しずつ良くなっているものの、
まだ「外で働ける」状態からはほど遠いです。
今後は自立支援のプログラムを受講する予定としております。
将来的には数十年間1つの業界で技術を磨いてきた経験を生かして
個人事務所のような形で、少しずつ自宅でお仕事をしていきたいと
考えております。
現在は傷病手当で生活費をまかなっているものの、
給付が打ち切られれば、生活自体が厳しくなってしまう為、
少しずつ委託を受けて(1か月に1件~2件)体を仕事に慣れさせつつ
進んでいきたいのですが、この場合は法人化した時点で傷病手当の
打ちっきりになってしまうのでしょうか?
まずは個人事業主開業で考えていたのですが、
企業様が取引先の場合は個人事業主の場合は、
委託契約等が難しくなるとのことで、法人化しないと
お仕事が受けられないそうです。
snooponさん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
手当の支給は、あくまで「働くことができないこと」が前提です。
こんにちは。
傷病手当か傷病手当金のどちらかにより要件は異なりますが、どちらにしても、あくまで「働くことができないこと」が前提となります。
うつの場合は扱いが難しく、受給期間中の原則労働は禁止ながらもリハビリの一環として医者から軽いアルバイトを勧められる場合などもあるそうですが、「受給期間中に開業し、引き続き手当を受給し続ける」というのは、道義的にも難しいのではないでしょうか。
また、現状でお客様になる方が決まっていて先方も状況を認識されているならば話は別ですが、予定している以上のボリュームの仕事が来た場合、納期の調整や場合によってはお断りしなければならないことも考えられ、その説明を求められることもあるかと思いますが、そういったシーンをイメージすると・・・
余計なことかもしれませんが、まずは回復に専念して頂き、リハビリ的な意味で何かをお考えの場合、いきなり起業して仕事に取り掛かるのではなく、起業についてのご準備を進められては如何でしょうか?
起業は、資金計画や事業計画、事務所をどうするか、どのようにプロモーションしていくか等、色々な手間も暇もお金もかかります。
それらについて、自分がどうするか、この先どうしていくかを考えられることをお奨め致します。
その他にも、Webサイトを前もって作っておいたり、コラムを書き溜めたり、ブログを書いたり、場合によっては売り物になるものを予め作っておいたり、できること・やるべきことは山ほどあります。
ご参考までに。