柴田 博壽(税理士)- Q&A回答「手取り額は、支給額から税金・保険料控除金額となります。」 - 専門家プロファイル

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シバタ ヒロヒサ
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会社の脱税について。

マネー 税金 2018/05/08 18:20

私が退職した会社が脱税している可能性があるため質問です。

私の給与明細には基本給20万とあり、そこから税金や保険料など引かれているのですが、おそらく会社側は16万と申請して税金や保険料などを少ない額で納めているようなのです。

この事を告発したいのですが、この場合、自分にも追徴金など発生するでしょうか?会社の過失として会社が負担してくれたりはないのでしょうか?
自分や元職場の職員の方々には利益が出ないようならば告発したいと考えているため、その辺り教えて頂きたいです。

やまださとしさん ( 秋田県 / 男性 / 28歳 )

手取り額は、支給額から税金・保険料控除金額となります。

2018/05/10 10:02

やまださとし様 はじめまして
税理士の柴田博壽と申します。
ご質問にお答えします。
早速ですが、ご質問者様は、以前勤務された会社に対して不審感を持たれているようです。
ところで、当該会社が実際の給与支給月額が20万円であるのに法人税の確定決算における月額支給額16万円であったということは、具体的に確認なさいましたか?
もし、実際額を下回った金額で会社が決算したのであれば、従業員1人当たりの年間経費を48万円だけ少なく申告していたことになりなります。
その場合は、脱税ではなく、逆に粉飾決算となる筈です。しかし、そのご心配は無用です。
通常考えられることは、月額給与20万円のところ、源泉所得税、住民税(特別徴収)及び社会保険料等が控除され、差引16万円が手取り額となりますね。
会社は、20万円を給料に計上し、うち預り分の4万円を差し引いた残りの16万円を従業員に支給します。この預り分は、後日、税務署、市役所及び社会保険庁に区分して支払っています。ですから、会社にはなんら不当な行為はないものと思料されます。
ご参考になれば幸です。

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